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三菱みなとみらい技術館でCO2特別展-イチゴ栽培の実験も

特別展の様子

特別展の様子

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 三菱みなとみらい技術館は特別展「CO2チャレンジ・ラボ-みんなで一緒にCO2のなぞを解き明かそう-」を開催している。

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 同展では、地球温暖化の原因として負のイメージで取り上げられることが多いCO2について、人間の生活に役立っている側面も合わせ、実験や映像体験を交えてわかりやすく紹介する。

 展示は、CO2の性質や特徴を知ることから始まり、イチゴ栽培の比較実験によるCO2と植物生育の関係や、食品や医療、工業、農業などさまざまな分野で活用されているCO2の事例を紹介し、身近な努力によるCO2削減についての提案やメッセージなどで構成する。イチゴ栽培の比較実験では、実物を用いてCO2により植物の成長が活発化する様子を観察できる。そのほか、CO2排出を抑制する技術情報として、太陽光発電や風力発電、CO2回収装置など、三菱重工業が保有する有力技術も交えて紹介する。

 また、9月23日は、特別展を記念したイベント「ペンギン博士とすごろくをしよう!」を開催。本特別展に協力を得たペンギン博士ことペンギン会議研究員の上田一生さんを講師に招き、南極で暮らすペンギンについて、映像を見たり、すごろく遊びをしながら楽しく学ぶ。

 三菱みなとみらい技術館PR担当の酒井かおりさんは「ペンギンと一緒に楽しみながら学び、環境問題への関心を深めていただけるようご紹介しております。お子様がわくわくするような、基地のような空間構成で、夏休みのお出かけにもぴったりです。皆様のご来館をお待ちしております」と話す。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで、8月12日から15日は10時~17時30分)。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)で、特定休館日は 9月6日から10日。入館料は大人=300円、中・高校生=200円、小学生=100円。特別展は11月28日まで。

 三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術への関心を高めることを目的に、横浜に開設。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」の6つの展示ゾーンに分け、実機・模型、パネルなどでわかりやすく紹介している。

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