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横浜国際映画祭レポート レッドカーペットと船上パーティー

「横浜ベイエリアで映画に浸る至福の5日間」と題し、世界中の映画ファンが集い、交流できるフェスティバルを目指して、2026年の「横浜国際映画祭」が開幕した。2023年から始まり、第4回を迎えた今年は5月1日から5日間、「レッドカーペット」「船上パーティー」「前夜祭ガラパーティー」「ジャパニーズナイト」「コンペティション」などのさまざまなイベントを開催する。

特集で「レッドカーペット」を中心に写真レポートをお届けします。

「第4回横浜国際映画祭」最初の登場は、コナン君

バンドの生演奏がレッドカーペットに華を添え、警察のバイクも登場。現在公開中「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」では作品の舞台が横浜であることからコナンくんは「今回は僕にとっても特別。映画の中でも横浜の街が大変なことになっていたのでドキドキしたのですが…!」と場を盛り上げた。

竹中直人さん、唐沢寿明さん、北村匠海さん、北川景子さん、黒島結菜さん、宮沢りえさん、窪塚洋介さん、丸山隆平さん、西野亮廣さん、リン・チーリンさんらが登壇

 続いて映画祭で上映される30以上の作品の監督・出演者・関係者らがタキシードやドレスで壇上であいさつ。

 「殺手#4」の竹中直人さんは「横浜の風景は最高ですね。『横浜国際映画祭』は4回目になるんですけど、また呼んでいただいて光栄です」と話し、昨年に引き続き登壇した、「外道の歌SEASON2」の窪塚洋介さんは、隣に共演者のあのさんが並んでいたことから「こんにちは。『あのづか』です」と冗談を交えながら話し観客の笑いをとった。

 「ミステリー・アリーナ」の唐沢寿明さんは「レッドカーペットを歩くのは初めて」と喜びをあらわにした。

 「しびれ」の宮沢りえさんは「匠海くんと親子役を演じたのですが、大切に1シーン1シーン紡いで作った作品なので、どうか耳を澄まして小さな音を聞くようにストーリーに集中して頂けたら」と作品へ思いを口にした。

 映画「未来」の出演者たちは大きな歓声に包まれて登場。「未来」の主演を務めた黒島結菜さんは「この映画祭に参加できることを嬉しく思う」と話し、北川景子さんはと晴れ渡る空の下でたくさんの観客と会えたことに嬉しさを述べた。

変身してみせるなど場を盛り上げる演出も

 「映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台」の西野亮廣さんは「絶賛上映中なので、ぜひ映画館に足を運んで」と笑顔を見せた。

 スペシャルゲストのリン・チーリンさんは「活気ある横浜で皆さんと楽しんでいきたい」と話し、アンバサダーの佐藤浩市さんは1962年公開の映画「切腹」が「第16回カンヌ国際映画祭」にて審査員特別賞を受賞したことを例に挙げ、「驚きの中で学ぶということが国際映画祭の良いところだと思います。皆さんも新しい驚きを感じながら映画祭を育てていって欲しい」とアンバサダーとしての意気込みを話した。

 レッドカーペットの結びには「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」からコナン君も登場し、佐藤浩市さんやリン・チーリンさん、横浜グリーンエクスポ公式マスコットキャラクターのトゥンクトゥンクたちとフォトセッションを行った。

船上パーティーではコンペティション表彰式が開催

 レッドカーペットに続く船上パーティーでは、第4回横浜国際映画祭より、新たに設立された「コンペティション部門」の彰式が開催。

 東京国際映画祭と並ぶような世界中から素晴らしい作品が集まる映画祭をゴールデンウィークの横浜に作りたいとの思いの説明があり、表彰式では、グランプリ=しびれ、最優秀男優賞=北村匠海さん、最優秀女優賞=渡辺真起子さん、最優秀監督賞=内山拓也さん、特別審査員賞=THE INVESTIGATOR が選ばれた。

 映画「しびれ」での演技が評価され最優秀男優賞に選ばれた北村匠海さんき「8歳の時から子役として役者をやってきて、オーディションも何百回受けたかわからないぐらいです。でもずっと映画に関わり続けてきたことが、『しびれ』という作品、そして内山監督、宮沢さんに出会わせてくれたのだと思っています。僕は映画と芝居をずっと愛し、約20年今に至るまでやってきました。そんな気持ちで続けてきた自分と、今まで出会ってくれた全ての方に感謝します」と役者人生を振り返った。

国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」との協定締結

 その後、横浜国際映画祭と、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」との協定締結が船上内で執り行われた。「ショートショート フィルムフェスティバル」は短編映画が対象で毎年100を越える国と地域から応募がある。

 代表と務める別所哲也さんが「こうやって映画祭と映画祭が友情を結んで、交流を広げていく、そしてその先の未来を一緒に作る。東京と横浜。東京国際映画祭は秋、春にはこの横浜国際映画祭、初夏にはショートショート フィルムフェスティバル。 ぜひ、いろいろ手を携えて盛り上げていければ」とコメント。横浜国際映画祭の実行委員長・菅野充さんと握手を交わした。

編集後記

4年目を迎えた横浜国際映画祭。毎年どんどん規模が大きくなり、内容も充実していっている。今年印象的だったのは協定の締結、横浜国際映画祭の実行委員長に別所さんが掛けた一言。「4年目に開催をした時にアメリカのアカデミー賞の公認をいただいて、ここから飛躍的私たちの映画祭も成長した」。4年目の横浜国際映画祭に、これからもっと羽ばたくという、エールのようなコメントだった。5月5日まで今年の映画祭を楽しみながら、来年にも期待したい。

写真・文=紀あさ 写真=内田よしき + ヨコハマ経済新聞編集部

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