JR石川町駅前付近の中村川に「石川町新浮桟橋(仮称)」が完成し、5月24日に完成セレモニーを開催、利用が始まる。
神奈川県は、大岡川水系の河川(大岡川、中村川、堀川、堀割川)を生かしてまちの魅力を高めるため、水上レクリエーションや防災拠点としての活用を見込む親水施設を9カ所整備しており、今回の石川町の浮桟橋はそのうちの1つ。これまでに5カ所が完成しており、今回で6箇所目となる。
完成セレモニーは13時から15時を予定し、地元組織が主催する「裏フェス」のイベントステージで実施する。13時15分に浮桟橋の名称発表会と地域交流ステージ、13時40分に中消防水難救助実演、14時に桟橋完成セレモニーと裏フェスセレモニー、14時40分にテープカットと続く。浮桟橋の名称は地元で公募しており、当日のセレモニーで発表される。当日は12時から横浜市立港中学校コンサートで幕開けし、19時まで浮桟橋付近でイベントを展開する。水上交通は京浜フェリーボートが新造船のオープンデッキの「CANALLINE(キャナルライン)」の初運航など3船を運航する。
キャナルラインは石川町から横浜日ノ出桟橋までの運航で、石川町発は12時、13時20分、日ノ出発は12時40分、14時20分。所要時間は25分(最終便のみ40分)。船上での手回しオルガンとシャボン玉の大道芸付きで1,500円。
横浜港内周遊クルーズは2ルート。ヤマハ発動機を搭載した電気推進ボート「e-Float Terrace」の石川町発の出発時間は12時45分、15時35分、16時30分、所要時間は40分で、記念撮影とガイド付き2,500円。「ニーズII」の出発時間は11時、11時45分、16時5分、16時50分、17時35分、所要時間は30分、ガイド付き2,000円。
河川で結ばれるエリアでは同日、ワンコイン(500円)でフードや物販を楽しめる「裏フェス」(石川町)、「大岡川水上劇場」(日ノ出桟橋近)、「はつこひ市場/のきさきアートフェア」(日ノ出町)など、地域主催の飲食や音楽のイベントを開催。水上と水辺を合わせて街のにぎわいを創出する。
これまで仮設桟橋を用いて「よこはま運河チャレンジ」の運営をするなど、新浮桟橋の建設を推進してきたNPO法人「HamaBridge濱橋会」会長の大島重信さんは「河川は県の所有だが、市が行政間の許可を取り、地元の運営団体が管理していくことで新桟橋の建設が実現できた。日常的に市民が水上交通を楽しめるようにしたい」と話す。今後は「石川町川の駅運営委員会」として橋の運営を地元で支える。
新浮桟橋から初運航となる新造船「キャナルライン」について、京浜フェリーボートの井上さんは「クラシカルな船体デザインが特徴で、色味は横浜港から世界に広がったユリの色合いと吉田新田のひこばえをイメージしたグリーンを配色した、横浜ゆかりの色合いだ。運河の低い橋も通れるようにした。横浜の歴史ある運河と港を結び、街の人たちと新たな水辺のにぎわいを作りたい」と話す。
裏フェスの開催時間は12時から19時。水上交通は予約不要。