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横浜開港のシンボル「神奈川台場」デジタル化 VR・ARコンテンツ公開へ

 横浜市と公益社団法人神奈川台場地域活性化推進協会が横浜開港のシンボル「神奈川台場」の魅力や歴史的価値を伝えるデジタルコンテンツを制作し、横浜市庁舎1階アトリウムで5月26日に公開セレモニーを開いた。

「神奈川台場」伝えるVR 体験会の様子

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 現在の横浜市中央卸売市場付近にあった神奈川台場は、横浜港の防衛のため勝海舟が設計し、松山藩が築造した砲台場。横浜開港の翌年の1860年、着工から1年ほどで完成。総面積は約8000坪で、1899(明治32)年に台場が廃止されるまで、一度も実戦に使われることなく、国際港としての外交儀礼上の祝砲や礼砲を発射するために利用されてきた。

 デジタルコンテンツは、開港当時の神奈川台場を、学術的根拠に基づき、高精細3DCGとして可視化。ゲームコントローラーで再現された神奈川台場を散策できる「体験型VR(仮想現実)」、市内臨海部の4スポットで使うことができるスマホ向けガイドの「AR(拡張現実)」、学校教育でも活用できる用にした「郷土学習映像」(約10分)の3つのコンテンツを制作し、神奈川台場や開港の歴史を紹介する。

 公開セレモニーでは、同協会の山本博士理事長が登壇。制作を担当したTOPPANエッジや、監修した横浜開港資料館、活用で連携する横浜市の部局などを紹介し、「制作しただけではなく活用していきたい」と話した。

 鈴木茂久神奈川区長と制作費を寄付した横浜商工会議所の小峰副会頭のあいさつに続き、横浜開港資料館の調査研究員・神谷大介さんが「横浜開港と神奈川台場」について講演を行った。神谷さんは「神奈川台場は開港に関する重要な施設で、今後、知識が広がっていくことを期待する」と結んだ。

 セレモニー後はVRの体験会を実施した。体験会は6月6日10時~15時に、イオンスタイル東神奈川でも開催する。動画は4月27日から、同協会のユーチューブチャンネルで公開。ARは5月27日に公開予定。

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