横浜そごうに人間国宝の帯地使用の「豪華雛人形」-500万円

そごう横浜店の雛人形商戦に500万円の「親王飾り」が登場する(写真=イメージ)

そごう横浜店の雛人形商戦に500万円の「親王飾り」が登場する(写真=イメージ)

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 そごう横浜店(横浜市西区高島2、TEL 045-465-2111)で1月6日より開催される「ひな人形陳列即売会」に、500万円の「大久保寿峰作 衣装着親王飾リ」が登場する。場所は8階特設会場。

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 この「親王飾り」は吉徳製で、サイズは間口=120センチ、奥行=60センチ、高さ=58センチ。人形作家の大久保寿峰さんが、奈良・平安時代の有職織物(ゆうそくおりもの)を復元した人間国宝、故・喜多川平朗さんの帯地を使用し仕上げた。大久保さんは京都西陣織帯を初めて人形の衣装に使用したことなどで知られる作家。価格は税込みで525万円。

 同店によると、昨年のひな人形の販売傾向が、省スペース志向のコンパクトに収納できる商品が人気だった一方、華やかな五人飾りも好調だったことから、今年の即売会では、売れ筋の収納タイプでデザインや価格のバリエーションを強化。また、三段五人飾りでは衣装の素材や三人官女の小物にこだわった商品の取り揃えを充実させたという。

 即売会では、ほかに女流作家作のデザイン性の高いお飾りや段飾り、そごう・西武百貨店オリジナルの「正絹帯地高野槙柄 慶祝雛」(税込 252,000円)などを販売。高野槙の柄を織り込んだ雄雛の衣装は正絹で、台・屏風・親王台は高野槙を使用、屏風には高野槙の葉が刺繍されている。同店担当者は「売れ筋の主流は18万~25万円台だが、昨年は30万~40万円台の商品も人気だった。今年も期待している」と話している。

 期間中の1月27日、2月3日・4日、2月11日の12時と14時から各1時間、作家による人形制作の実演も行う。同店の雛人形販売は、例年1月末から2月上旬にピークを迎えるという。営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。2月26日まで。

そごう横浜店

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