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「横浜開港アンデパンダン展」が開幕-作家が主体の回遊型アートイベント

「第3回 横浜開港アンデパンダン展」会場の様子(撮影:須齋尚子さん)

「第3回 横浜開港アンデパンダン展」会場の様子(撮影:須齋尚子さん)

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 関内・みなとみらい21地区で7月16日、回遊型アートイベント「第3回 横浜開港アンデパンダン展」が始まった。

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 アンデパンダンとは、フランス語で「自主独立」と言う意味。同展は、誰でも無資格無審査で出展できるアート展で、作家が主体の、市民による市民のための美術展として2009年に横浜開港150周年を記念して初開催された。今回は、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)を本展会場とし、関内・みなとみらい21地区にある周辺8ギャラリーをめぐる回遊型の展覧会となっている。

 会期中は、平面(油彩、水彩、写真、ミクスドメディア)や立体映像、インスタレーションなど約400点のアート作品を展示。スタンプラリーも実施し、全会場を訪れた観覧者先着100人に、プロの作家である実行委員の葉書サイズの自筆画を贈呈する。

 会場のひとつ、県民共済ギャラリーでは「Art Miners - Wave from Sweden」と題し、スウェーデン作家の作品を展示して交流展を開催。展覧会期間中はスウェーデン作家が来日する。

 16日には、赤レンガ倉庫2号館3階BEER NEXTでオープニング・パーティーを開催(チケット制・4,000円)。また、20日には、赤レンガ倉庫1号館・2階のエレベーターホールでパフォーマンス・イベントを実施する。

 横浜開港アンデパンダン展の山内庸数事務局長は「市民発信の美術展として、トリエンナーレの支援、新市民ギャラリーのサポートにも前向きに取り組み、今後の横浜のアートシーンに影響を与える存在になりたい」と話している。

 会場は、横浜赤レンガ倉庫1号館、県民共済ギャラリー、アートスペース イワブチ、画廊 楽、ギャラリーSHIMIZU、万国橋ギャラリー、みつい画廊、吉田町画廊、リーブギャラリー。開催時間は11時~19時(初日最終日は15時まで)。入場無料。7月22日まで。

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