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中華街のネオアジアンブティック「ROUROU」がリニューアル-新制服も

リニューアルしたROUROU横浜中華街店の外観

リニューアルしたROUROU横浜中華街店の外観

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 「ネオアジア」をコンセプトにしたブティック「ROUROU(ロウロウ)」横浜中華街店(横浜市中区山下町130)が4月7日、リニューアルオープンした。

新しいROUROUの制服を着た早園マキさん

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「ROUROU」は、パリコレの出演経験を持つ、モデルでデザイナーの早園マキさんが2000年に立ち上げたファッションブランド。日本の古語で「夜が明けるとき」を意味する「朧朧国(ろうろうこく)」という、仮想のアジアの国のファッションをイメージし、蓮(はす)、唐草、龍(りゅう)などアジアのモチーフを生かした服をデザイン、販売している。

 店内には、色鮮やかで個性的なアジアンスタイルで、身につけることによってアジアの女性達に自らのアイデンティティーに誇りを持ってもらいたいという思いを込めたアパレル商品のほか、アクセサリー小物やバッグなどの雑貨、靴なども取りそろえる。商品は季節ごとにテーマを決めて展開。現在は、店舗リニューアルを機に、原点回帰を意識して「朧朧国」をテーマとしている。

 リニューアルに合わせ、店舗スタッフに新たに制服を導入。「ROUROU」を直感的にイメージできるデザインを目指した制服は、日本を含めたアジア各国の民族衣装のエッセンスを融合させ、着物の羽織に似たデザインにプリントを施したツーピース。制服と同じプリントの「朧朧国フレアーカットソー(13,800円)」の販売も開始した。

 ロウロウジャパン代表取締役社長の石河陽一郎さんは「リニューアルした店内には、朧朧国をイメージした『朧朧絵図』を取り入れました。オープンから12年が経ち、時間の経過のエイジングを錆(さび)や塗装で各所にちりばめました。店舗デザインには横浜市内の若手デザイン事務所『NOGAN』と若葉町のもと金融機関のビルをリノベーションしたアートスペース&カフェを運営する『nitehi works』の協力を得て、横浜らしさを出せたと感じています。オープン当初は新しい事をやろうと意識していましたが、最近は時間の重みのようなものを大切にするようになってきました。時代とともに変化しつつも歴史や伝統のある横浜中華街にマッチするお店であり続けたいと思います」と話す。

 ROUROU横浜中華街店の営業時間は11時~21時。年中無休(冬期は20時閉店、元旦のみ休業)。

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