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横浜みなとみらいホールで「東京交響楽団」がリハーサルを無料公開

創立66周年を迎える「東京交響楽団」

創立66周年を迎える「東京交響楽団」

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 横浜みなとみらいホール(横浜市西区みなとみらい2)で4月13日、東京交響楽団の公開リハーサルと館内ツアーが行われる。

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 東京交響楽団は4月に創立66周年を迎え、音楽監督ユベール・スダーンのもと、毎年シーズンテーマを据えた定期演奏会が注目されている。2012年度のシーズンテーマは「マーラー・リーダー(歌曲)・プロジェクト」。

 昨年の東日本大震災で、同楽団の拠点となるミューザ川崎シンフォニーホールが被害を受けたため、2012年度の「川崎定期演奏会」5回公演が横浜みなとみらいホールで開催される。当日は4月14日の公演に先立ち、リハーサルを無料で公開する。

 曲目は、歌曲を管弦楽版に編曲した「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ)、マーラーがドイツ民衆の詩に着想し、独特の世界観を作り上げた「子どもの不思議な角笛」より(マーラー)、スクリャービン「交響曲第2番」を予定。指揮者は、東京交響楽団常任指揮者の大友直人さん。

 公開リハーサル後は、普段の演奏会では入ることのできないエリアも巡る「館内ツアー」を実施する。ツアーは事前申込制で、定員30人。参加費500円。

 横浜みなとみらいホール広報担当の小野寺正憲さんは「リハーサル来場者の声を反映し、当日は自由席で、大ホール1階・2階の席から好きな場所を選べます。舞台を取り囲むように位置するP席、2階LA・RAブロックからは指揮者やオーケストラメンバーのやり取りが、舞台正面からはコンサート本番の雰囲気がたのしめると思います。公演直前の舞台裏をどうぞお楽しみください」と話す。

 会場は横浜みなとみらいホール 大ホール。開催時間は12時~13時(予定)。観覧無料。当日先着順(未就学児童入場不可)。14日の本公演では、日本でもリサイタルを行っているバリトン歌手のトーマス・バウアーさんが「子供の不思議な角笛」を歌う。

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