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県が独自の「神奈川版緊急事態宣言」を発出

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 神奈川県は7月16日、新型コロナウイルスの新規感染者が急速に増え、緊急事態宣言の目安とされるステージ4の基準を超えたことをうけ、県独自の「神奈川版緊急事態宣言」を発出した。

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 7月22日から、東京都が行っている緊急事態宣言と同等の措置として、県内全市町を措置区域として、飲食店等には20時までの営業時間の短縮とともに、酒類の提供はマスク飲食実施店も含めて一律停止を要請。

 マスク飲食実施店は、今後、感染状況が改善した場合、再び酒類停止措置の対象外とするなどのインセンティブを検討する。要請に協力する店舗には、協力金を速やかに支払う先行交付の受付を開始する。

 県民には、M(適切なマスク着用)・A(アルコール消毒)・S(アクリル板等でしゃへい、接触はショートタイム)・K(距離と換気)の基本的な感染防止対策を徹底するとともに、生活に必要な場合を除き、外出自粛の徹底を求める。オリンピックは、自宅で、家族などの少人数で応援。スポーツバーや、友人の家などに集まっての観戦は控え「おうちでおひとりおひとり熱い声援」を送るように要請した。

 今後の感染状況によっては、特措法に基づく「緊急事態宣言」を神奈川県に適用するよう、国に要請する。

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