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横浜シネマリンで「戦後81年」特集 戦争関連9作品を上映

横浜シネマリンの八幡温子支配人。「戦後81年特集」の上映作品の一つ「原爆資料館 語り継ぐものたち」のPRボードの前で

横浜シネマリンの八幡温子支配人。「戦後81年特集」の上映作品の一つ「原爆資料館 語り継ぐものたち」のPRボードの前で

 ミニシアターの横浜シネマリン(横浜市中区長者町6)で8月1日から、「戦後81年」と題した特集上映が行われている。

横浜シネマリン外観

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 上映作品は、広島平和記念資料館の歴代館長らの証言を集めた「原爆資料館 語り継ぐものたち」のほか、「軍服を着た神様」「ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実-」「ネタニヤフ調書 汚職と戦争」「ヒトラーの毒見役」「吹替版 モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」「東京裁判 4Kデジタルリマスター版」「野火」「黒川の女たち」の全9作品。重厚なドキュメンタリーから、歴史的事実に基づいたドラマまで、さまざまな角度から戦争を見つめるラインアップとなっている。

 同館では毎年8月に、戦争に関連する作品を上映してきた。例年は旧作のフィルム上映を交えることが多いが、「今年は『原爆資料館 語り継ぐものたち』という熱量の高い作品と、台湾の文化を描いた『軍服を着た神様』を上映することになり、それを核にほかの作品を選定していったところ、新作が中心となった」と、支配人の八幡温子さんは経緯を振り返る。

 8月28日まで上映する「軍服を着た神様」は、台湾で民間信仰の対象とされている日本神(にほんがみ)をたどるドキュメンタリー。上映開始前からSNSで大きな反響があったという。

 フィリピン・レイテ島で行き場を失い原野をさまよう日本兵の姿を描いた「野火」は8月16日のみの上映。同館がリニューアルオープンした2014(平成26)年から毎年上映を続けており、「繰り返しスクリーンにかけても、鑑賞に堪える素晴らしい作品。迫力を感じてもらうため、音量を大きめに設定している」と八幡さん。

 今回の特集上映に込めた思いを、八幡さんは「世界を見渡せば中東などで今も戦争が続いており、日本も決して無関係ではない。思想の旗振りをするつもりはないが、せめて8月くらいは一緒に戦争について考えたい」と話す。

 8月16日には3作品で舞台あいさつを予定。「軍服を着た神様」上映後に遠藤協監督、「吹替版 モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」上映後に山崎エマ監督、「黒川の女たち」上映後に松原文枝監督が、それぞれ登壇する。

 当特集上映は8月28日まで。上映日時は作品ごとに異なる。

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