横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)で8月1日、展覧会「マリー・アントワネット・スタイル」が始まった。
ロンドンのビクトリア&アルバート博物館が企画した世界巡回展で、日本では同館が唯一の開催地。アジア巡回に合わせて再編成した展示に、国内所蔵作品などを加えた日本オリジナルの内容となっている。
会場では、マリー・アントワネットゆかりのドレスやジュエリー、家具を含む約200点を展示する。王妃の評判を失墜させた「首飾り事件」のネックレスの一部とされるダイヤモンドや、世界初公開となる「マリー・アントワネットの真珠とダイヤモンドの3連ネックレス」も並べる。18世紀後半のフランス宮廷文化を伝える資料から、2025年のオートクチュールまで、約250年をたどる構成で王妃の革新性や人物像を紹介する。
蔵屋美香館長は「マリー・アントワネットは14歳で知らない国に嫁ぎ、慣れない環境に悩みながらも、子育てに力を注ぎ、フランス王家を救うために政治的にも力を尽くした。そして、自分が美しい、いとおしいと思うものに情熱をささげ、身の回りのものを作り上げた。当展ではマリー・アントワネットにインスパイアされた現代のデザイナーたちの作品も展示しているが、デザイナーたちはマリー・アントワネットの改革精神、好きなものを貫く力に感銘を受けたのでは」と話す。
開館時間は10時~18時(11月21日・22日は20時まで)。木曜休館(8月13日、9月24日、11月19日は開館)。当日券は、一般=2,500円、大学生=1,600円、中高生=1,000円。11月23日まで。