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「日産アートアワード2020」8月から展覧会 期間限定施設「ニッサン パビリオン」で

ファイナリスト・土屋信子さんの作品《Pink tesseract》(2013年)

ファイナリスト・土屋信子さんの作品《Pink tesseract》(2013年)

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 日産自動車(横浜市西区高島1)が創設した現代アートのアワード「日産アートアワード2020」ファイナリストによる新作展覧会が8月1日から、同日オープンする同社の期間限定施設「ニッサン パビリオン」(西区みなとみらい6)で開催される。

「日産アートアワード2020」ファイナリストの潘逸舟さんの作品

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 同アワードは、2013年の創立80周年を記念し、将来性のある日本の優れたアーティストの活躍を支援することを目的に創設。今年は2015年の第2回、2017年の第3回に続いて4回目の開催となる。

 ファイナリストは28組の候補者から選出された潘逸舟(はんいしゅ)さん、風間サチコさん、三原聡一郎さん、土屋信子さん、和田永さんの5人。ファイナリストの賞金は100万円で、8月26日の授賞式で5人の中から選ばれるグランプリには、さらに200万円の賞金と海外レジデンスのための費用や助言が与えられる。

 審査委員は、森美術館特別顧問の南條史生さん、エコール・デ・ボザール学長のジャン・ド・ロワジーさん(フランス)、南洋理工大学シンガポール現代アートセンター創設者のウテ・メタ・バウアーさん、M+美術館館長のスハーニャ・ラフェルさん(香港)、カリフォルニア大学バークレー美術館/パシフィック・フィルム・アーカイブ館長のローレンス・リンダー(アメリカ)さん。

 期間中は、シンポジウムやグランプリのスタジオからの中継企画を行うほか、オンラインで見られる展覧会映像やファイナリストの対談映像を用意する。

 展覧会は9月22日まで。入場無料。

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