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横浜マリンタワー 7月7日からブルーライトアップ

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 改修工事中の横浜マリンタワー(横浜市中区山下町)は7月7日から、ライトアップを行う。平穏な日常生活を取り戻し、横浜の経済が再び元気になるよう願い込める。

ウェブではマリンタワーの様子をライブ配信

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 同タワーは1959(昭和34)年の横浜港開港100周年にあわせ、横浜港を象徴するモニュメントを建設しようという計画が起こり、横浜展望塔株式会社(当時)により、市民の協力のもと、1961(昭和36)年に建設された。

 ピーク時の1991(平成3)年は年間100万人が訪れたが、2005(平成17)年には27万人まで減少、2006(平成18)年12月に運営会社が営業を終了。翌年1月に横浜市が再生を目的に取得した。2009(平成21)年、開港150周年を記念し、民間企業と10年間の定期建物賃貸借契約を結び、運営を再開した。

 同年の再オープン時には、塔体部の外側の光沢を押さえた「シルバー」に、内側を「ブラウンオリーブ」(茶色みがかった緑色)に塗り替えた。2フロアある展望台の各天井外周には白色の照明を帯状に配置、塔体部に45個の白色ハロゲンライトを設置し、鉄骨の形状をライトアップしていた。

 2019(平成30)年に契約を終え、現事業者による原状復帰工事、新事業者によるリニューアル工事を行う。同タワーの魅力アップのため、仮囲いや空間演出を博展(東京都中央区)が手掛ける。

 今回のライトアップについて、横浜市文化観光局観光振興課長の永井由香さんは「工事期間中も新型コロナウイルス影響の大きい医療従事者の方に感謝を示すため、ブルーライトアップを行う。ライトアップされたマリンタワーの存在を改めて市民の方にも認知していただき、エールを送りたい」と話す。

 ライトアップ期間は7月7日~2022年3月末。外出自粛緩和の移行期間の終了が見込まれている8月以降は、光の色の種類を増やし、動きのある演出も加えたライトアップとなる。時間は18時~24時(7日は19時30分~)。マリンタワーの再開は2022年4月以降を予定。

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