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横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」がリニューアル インタラクティブマップも

床に投影されたインタラクティブマップに足を踏み入れると、観光スポットやモチーフ、昔の地図が浮かび上がる。地図は開港前、開港後(1870年)、居留地時代(1880年)、震災復興期(1933年)のものを使用

床に投影されたインタラクティブマップに足を踏み入れると、観光スポットやモチーフ、昔の地図が浮かび上がる。地図は開港前、開港後(1870年)、居留地時代(1880年)、震災復興期(1933年)のものを使用

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 横浜ランドマークタワー(横浜市西区みなとみらい2)69階の展望フロア「スカイガーデン」が6月19日、リニューアルオープンした。

約2,000冊をそろえた「横浜・空の図書室」

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 スカイガーデンは地上273メートルの同タワー69階に位置し、横浜港やみなとみらいの360度の景観が楽しめる。改装工事などのため2月から休業し、当初は4月の再開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

 今回のリニューアルは、横浜の観光の出発点として「来訪をきっかけに一層横浜・神奈川の街を知り歩きたくなる場所」となるだけでなく、「横浜・神奈川で暮らし・働く多世代の人々にとって地元がより好きになる憩いの場」へと生まれ変わることを目指し、横浜ランドマークタワー地下1階のシェアスペース「BUKATSUDO」を運営するリビタ(東京都目黒区)が企画ディレクションを手がけた。運営は三菱地所および三菱地所プロパティマネジメント。

 「空中散歩マップ」エリアでは、横浜の街の地図を床に投影。足を踏み入れると、観光スポットやさまざまな時代の地図が浮かび上がるインタラクティブマップとなっている。壁には歴史的建造物の解説や、横浜ゆかりの偉人紹介などが投影される。

 また、「横浜・神奈川」と「空」に特化した本を約2,000冊そろえた「横浜・空の図書室」を設置。ガイド本や横浜・神奈川を舞台とした小説・マンガ・絵本・写真集、ゆかりの作家による著作などを集めた。書籍は毎月入れ替え、街と文化を深める定期的なイベントも予定しているという。

 そのほか、鎌倉から富士山までを一望できるカフェスペース「スカイカフェ」は面積を拡大。オリジナルカクテル「スカイビュー」やスカイガーデンの高さ273メートルにちなんだ273ミリの「スカイソフトクリーム」など新たなオリジナルメニューを用意した。タワーショップでは、リニューアルオープン記念のランドマークタワー約4千分の1サイズの「タワーオブジェ ゴールド」(2,750円)を限定100個販売する。

 スカイガーデンの入場料は大人1,000円、65歳以上・高校生800円、小・中学生500円、幼児(4歳以上)200円。当面10時~20時(最終入場19時30分)の短縮営業。雨の日の平日および雨や曇りで視界の悪い休日は入場料700円+ワンドリンクサービスを実施する。新型コロナウイルス感染症予防対策として、入場者はマスク着用を原則とし、検温、手指・靴うら消毒、エレベーターの人数制限などを行う。

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