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日産自動車と横浜市がラウンドトリップ型カーシェア「チョイモビ ヨコハマ」 2人乗り超小型モビリティを活用

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 日産自動車(横浜市西区高島1)は、横浜市と2人乗りの超小型電気自動車「日産ニューモビリティコンセプト」を活用したラウンドトリップ型カーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を開始した。

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 「チョイモビ ヨコハマ」は、専用サイトからの会員登録することで、横浜都心エリアに設置した14カ所のステーションで車両を利用できる。利用開始予定時間の30分前から予約可能。

 日産と横浜市は、国土交通省が推進する「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け、「低炭素交通の推進」、「都市生活・移動のクオリティアップ」、「観光の振興」を目的に異なる場所に返却可能なワンウェイ型カーシェアリングの社会実験として、第1期が2013年10月11日~2014年9月30日、第2期が同年10月1日から2015年9月30日まで運用されてきた。2015年10月からは、レンタカー型運用で、観光や地元企業で活用されてきた。

 今回の新たな「チョイモビ ヨコハマ」では、より地域と密着した超小型モビリティ利活用の推進と持続可能な官民連携の事業モデルの構築を目指して、出発したステーションに車両を返却する「ラウンドトリップ型カーシェアリング」として実施する。4月から横浜都心エリアに特化した観光ガイドツアーが始まるほか、地元企業への長期貸し出しなども行っていく。

 走行可能エリアは、横浜市内のみで高速道路や制限速度60キロを超える自動車専用道路の走行は不可。車両はルノー「トゥイージー」をベースとし、サイズは全長約2,3メート、全幅約1,2メートル。リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は約100キロメートル。

 日産自動車は「サービス開始後も横浜市と協働で、地域で活動する幅広い関係者にさまざまなかたちでの参画を働きかけ、超小型モビリティの有用性、事業化の可能性の検証を行っていく。ゼロ・エミッションリーダーとして、これからも超小型EVの活用による新しいモビリティの実現や、移動の際の利便性や生活の質の向上の可能性を追求していく」としている。

 利用料金は基本料金200円。15分毎に250円が課金される。1日の最大利用料金は3,000円。サービス利用には、日本の運転免許証、スマートフォン、日本国内発行のクレジットカードが必要。車両数は25台。実施期間は3月17日から約2年間を予定。

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