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保護犬のためのチャリティー写真展ー藤代冥砂のオリジナルプリントを販売

販売される写真の一部

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 本牧の喫茶店「Cafe Nilson」(横浜市中区本牧間門33)で12月15日と16日、保護犬のためのチャリティー写真展とバザーが行われる。

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 同写真展では、保護犬を被写体としたカレンダー「RESCUED DOGS」に使用された作品のオリジナルプリントを展示。写真は雑誌を中心に幅広い分野で活躍を続け、多くの単著を発表している藤代冥砂さんによるもので、すべて1枚10,000円の販売となる。

 カレンダーは動物保護団体「神奈川ドッグプロテクション」(横須賀市)がチャリティー目的で、撮影、デザイン、印刷を行ったもので、売り上げは同団体の保護活動費に充てられる。写真展の主催は、同団体の活動を応援するため、本牧の民家マカドハウスでチャリティーバザーを行う本牧地区の有志たち。

 当日は展示写真のほか、「RESCUED DOGS」カレンダー、クリスマス用雑貨などを販売する。また、宮城県でオリジナルの雑貨を作成しているユニット「すずかめ姉妹」作成のカレンダーやスタンプも並ぶ予定。「すずかめ姉妹」の雑貨の売上は、宮城県石巻市の漁村・蛤浜で、震災からの復興のために活動する団体「蛤浜再生プロジェクト」へ寄付される。

 主催者の1人神田治美さんは「藤代さんの写真に写った犬たちは、みな保護犬だが、とてもいきいきした力強い表情をしている。保護活動に、どこか暗いイメージを持たれる方もいらっしゃると思うけれど、まずはおいしい飲み物と食べ物のカフェでくつろいでいただいて、魅力的な写真に親しんでいただければ」と話す。

 写真展、バザーの開催時間は12時~17時。観覧料は無料だが、ワンドリンクもしくはワンドリンク相当の注文が必要。カフェの営業時間は11時30分~18時。16日(15時~16時)には、R&Bのクリスマスコンサートも開催。小さな子供でも楽しめるクリスマスソングの演奏も予定しているとのこと。

 藤代さんは千葉県出身の写真家。アイドル写真などの人物撮影に定評があり、週刊朝日の表紙写真や、アイドル写真集「月刊」(新潮社)シリーズの撮影なども手掛けている。「もう、家に帰ろう」(ロッキングオン)、「58HIPS」(祥伝社)など単著の写真集も多い。

 マカドハウスは、バザーを主催する有志の1人、長主直子さんが動物保護ボランティアの施設として活用している民家。現在保護犬の飼育場所として利用されるとともに、チャリティーバザーの会場として活用されている。

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