野毛山動物園のフタコブラクダ「ツガルさん」が推定単独世界最高齢に

昨年の誕生日会の「ツガルさん」の様子

昨年の誕生日会の「ツガルさん」の様子

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 横浜市立野毛山動物園(横浜市西区老松町63)で12月16日、「ツガルさん」の愛称で知られるフタコブラクダの誕生日会が行われる。

 ツガルは、青森県の観光牧場で生まれたメスのフタコブラクダで、1982年12月18日に野毛山動物園に来園。2009年には、関節炎を患いながらも生命を全うしようとする姿が、高齢化の今の時代へのメッセージになっていると評価され、日本動物大賞「功労動物賞」を受賞。詳しい誕生日が不明のため、動物園では来園した12月18日を誕生日としている。

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 これまでのラクダの長寿世界記録は、2004年までイギリスのマーウェル動物園で飼われていた推定36歳のラクダとされている。ツガルが今年37歳(推定)を迎えると、世界最高齢記録の更新となる。人間に換算すると100歳を越えるツガルは10年程前から関節炎を患っており、前脚が完全に伸びない。普段は座っていることが多いが、餌の時間には前脚を折り曲げた状態で立ち上がり、来園者に元気な姿を見せている。今年の4月には同園の営業部長に任命された。

 当日は、フタコブラクダ展示場で、14時からツガルに手作りのバースデーケーキと地元の小学生による歌をプレゼントするほか、飼育係が今年の様子についてガイドを行う。今年のケーキは連携授業で野毛山動物園やツガルについて学んでいる横浜市立東小学校の3年生がデザインした。誕生日会のプレイベントとして、12月8日から園内の「寄せ書きコーナー」でツガルへのお祝いの言葉を募集している。

 同園飼育展示係の櫻堂由希子さんは「お誕生日会はツガルさんにとって年に一度の大イベント。毎年職員の手作りケーキや飾り付けなどで大盛り上がり。今年はどのような展開になるのかお楽しみに」と話している。

 開園時間は9時30分~16時30分(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合はその翌日)。入園料は無料。

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