野毛山動物園のインドクジャクが人気-飾り羽広げ求愛活動

野毛山動物園のインドクジャクが繁殖シーズンを迎え、飾り羽を広げた真っ白な姿が来園者の人気を集めている

野毛山動物園のインドクジャクが繁殖シーズンを迎え、飾り羽を広げた真っ白な姿が来園者の人気を集めている

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 横浜市立野毛山動物園(横浜市西区老松町63)のインドクジャクが繁殖シーズンを迎え、来園者の注目を集めている。

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 インドクジャクは、オスの鮮やかな緑と青の体が特徴だが、野毛山動物園で放し飼いにしているクジャク(オス3羽、メス6羽)のうち、オス1羽、メス3羽は白色個体。

 繁殖シーズンを迎えたオスのインドクジャクは、鮮やかな飾り羽(上尾筒)を広げ、メスに求愛活動を行っており、飾り羽を広げた真っ白な姿が来園者の人気を集めているという。この求愛活動は7月頃まで続き、繁殖期が終わるとオスの飾り羽は抜け落ちる。

 同園では千葉市若葉区での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴い、インドクジャクの展示を中止していたが、新たな発生が見られないため、4月19日より展示を再開している。

 横浜市立野毛山動物園 広報担当の加藤妙さんは「クジャクのオスは縄張りがあり、よく見えるポイントが園内に何カ所かあります。動物園に何度か足を運んでいただくと、きっとそのポイントを見つけられると思います。オスにとっては、メスにアピールする真剣なディスプレイ。この時期しか見られない、クジャクたちの恋の行方をそっと見守っていただければ」と話す。

 開園時間は9時30分~16時30分(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合はその翌日)。5月は無休。入園料は無料。4月1日に開園60周年を迎えた野毛山動物園は、かつての動物舎や遊園地などの懐かしい写真を紹介する「60周年記念写真展」を5月29日まで開催している。

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