横浜で「地域レポーター」養成講座-「わたしの発信」がテーマ

7月24日のプレワークショップ「地域レポーターの夢を語る」より

7月24日のプレワークショップ「地域レポーターの夢を語る」より

  • 0

  •  

 「横浜ストリーム」プロジェクトは9月16日、「地域レポーター養成基礎講座 -このまちを変えるわたしの発信-」をスタートする。

[広告]

 「横浜ストリーム」は、さまざまな社会・環境などの諸問題を考えるきっかけや解決策の一歩を生みだすものとして「市民の情報発信」に着目した事業。地域の出来事や人の思いを自らで投稿する「地域レポーター」の養成と市民が情報発信を行う場の提供を連動して行うことを通じて、地域情報の新たな流れをうみだし、市民の活動の場を広げることを目指している。

 プロジェクトは、総務省・ICTふるさと元気事業として、横浜地域情報推進協議会(構成団体:テレビ神奈川、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボほか)が主催し、横浜市共創推進事業本部が共催する事業。

 今回の人材育成プログラム「基礎講座」は、「市民の情報発信力」向上を目的とした全4回の連続講座。相互インタビューや記事作成、取材計画書の作成など、各回のテーマに合わせた座学とワークショップ形式で演習を行う。また、参加者それぞれの視点を生かした情報発信の意味や、メディアの変化についても学び、テーマとなっている「わたしの発信」を多面的に考える機会を提供する。また、基礎講座はパソコンを使わない「アナログ」な構成で、参加者同士がコミュニケーションを重ねつつ、地域と自分の関係を見つめ直す内容になっている。

 A「桜木町夜コース」(18時30分~21時)、B「桜木町昼コース」(10時~12時30分)、C「都筑コース」(10時~12時30分)の3コースから選択できる(3コースはそれぞれ同じ内容。Cコースは一時保育あり)。

 日程はAコース(9月16日・24日・30日、10月7日)、Bコース(9月20日・21日・23日・24日)、Cコース(10月4日・5日・7日・8日)。

 同講座の終了時と10~11月には、ゲストを迎えたスペシャルイベントを予定している。

 講師を務めるのは大枝奈美さん(ファシリテーター)、坪田知己さん(ジャーナリスト、元・日本経済新聞社/日経メディアラボ所長)、宮島真希子さん(横浜コミュニティデザイン・ラボ)。

 坪田さんは「時代と地域を動かすエンジンは市民の力です。横浜で『自己実現』モデルを形成し、常識にとらわれることのない、新しい世の中をつくるきっかけ作りにしたい。最終的に『個のらしさ』が自然に出てくるように、この講座では読み手を意識して自分を『無』にするのではなく、己の言葉を大切にしてほしい」と話している。

 受講料はすべて無料、定員は各コース20人(事前申込制)。申込みは「横浜ストリーム」の申し込みページから。問合せは人材育成担当(横浜コミュニティデザイン・ラボ内、TEL 045-252-0240)まで。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

ヨコハマ経済新聞VOTE

ヨコハマ経済新聞の読者歴はどれくらいですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース