映像制作会社ライフリーが「自分史」を映画化するサービス

イメージに応じてさまざまなカスタマイズが可能

イメージに応じてさまざまなカスタマイズが可能

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 映像制作・ホームページ制作事業を行うLiFree(ライフリー、横浜市神奈川区入江1)は、個人向けの映像制作コンテンツとして、クライアントの人生を映画化するサービス「自分史」の提供を開始した。

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 「自分史」は本物の映画撮影と同じ手順を踏む完全オーダーメイド制作が特徴で、富裕層の50代以降が主なターゲット。クライアントの人生の事実に基づいて脚本家がシナリオを作り、絵コンテの作成、役者の手配、衣装準備、ロケハンから編集、納品までを専門スタッフが全て手がける。

 映画の形式は、当時の写真・映像とインタビューを中心としたドキュメンタリー形式、俳優の芝居をメーンに物語を綴る劇映画形式の2パターンから選択が可能。再現VTRや関係者のインタビュー収録もでき、オリジナルBGMやテーマソングの作曲、ナレーション収録などのサービスも用意する。

 制作の流れは、スタッフと発注者が打ち合わせを行い、映画の制作プロットと見積もりを作成し、契約後に脚本に着手。スケジュール調整やキャスティング、事前準備などを経て、撮影・編集を行う。撮影は発注者の現場参加が原則で、イメージ通りの映像になっているか確認しながら作業を進める。制作期間の目安は1~2カ月間で、完成した映画はDVDに収録してオリジナルパッケージで納品。希望すれば映画館を貸し切ってのスクリーン上映も手配する。

 LiFree代表取締役の日野澤剛さんは「ブライダルムービーはもちろん、プロフィールビデオやメッセージビデオなど、映像制作がもっと世の中で身近な存在になってほしい。その選択肢のひとつとして、自分史を映画にするサービスを開始しました。お客様のイメージが商品となりますので、まず詳細なお打ち合わせを行い、専門スタッフが細部まで満足頂けるような映画に仕上げます」と話す。

 「自分史」制作の参考価格は、再現VTRやインタビュー、オリジナルBGM・テーマソング、映画館でのスクリーン上映を含めた45分程度のドキュメンタリー形式で680万円程度。再現VTRを使わない場合は380万円程度となり、そのほか希望や予算に応じてカスタマイズが可能。

 LiFreeは2008年4月に創業。ブライダルムービーを中心に、メッセージムービーやプロモーションビデオ、ホームページ制作などを手掛けており、小学校で映画作りの授業を行うなどの社会貢献活動も。今後は同サービスを皮切りに、個人向け映像商品の拡充を図るという。

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