伊勢佐木町でイセザキ映像祭-カフェ放送てれれ出張上映も

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 伊勢佐木町3丁目~7丁目の商店街の野外スペースや「にぎわい拠点 ザキ座」、若葉町の映画館ジャック&ベティなどで3月13日より、「イセザキ映像祭2009」が開催される。

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 映像祭のキャッチフレーズは「『見る映像祭』から『参加する映像祭』へ」で、今年終了した「東京ビデオフェスティバル」のドキュメンタリー、ドラマ、アート、アニメなどの入賞作品を上映するほか、1950年に設立された神奈川ニュース映画協会が製作し、映画館で本編上映前に投影されてきた「かながわニュース」の上映会などが行われる。

 また、市民によるショート映像やCM作品を1時間程度のプログラムにまとめ、カフェや画廊、市民活動の拠点など人の集まる空間で上映する関西発のプロジェクト「カフェ放送てれれ」の出張上映会も開催。16日は喫茶店「まめや」で、同プロジェクト代表の下之坊修子さんを招き講演会を開催する。

 伊勢佐木町では「日本のブロードウェイ」としてのにぎわいを取り戻すため、商業者、芸術・文化に関わる市民や専門家などが「イセブラにぎわい連」を結成し、劇場都市として復活を目指す「イセブラにぎわいプロジェクト」が始動している。ザキ座は、地域経済全体の活性化のため、横浜市と連動し2006年から進めている「横浜市地域経済元気づくり事業」の拠点。

 ザキ座の運営をする横浜プランナーズネットワークの櫻井淳さんは「今回初開催となるイセザキ映像祭は、屋外と映画館、店舗をつなぐ街に開かれたオープン型のイベント。『劇場都市イセザキ』の再生を見に、ぜひ足を運んで欲しい」と話す。

 13日には、前夜祭としてジャック&ベティで「僕らのミライへ逆回転」(ミシェル・ゴンドリー監督)の上映と、ザキ座でオープニングパーティが開催される。開催は22日まで。

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