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横浜で国内最大規模の「ボートショー」- 東北復興支援も

昨年の「ジャパンインターナショナルボートショー」の様子

昨年の「ジャパンインターナショナルボートショー」の様子

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)と横浜ベイサイドマリーナ(金沢区)の2会場で3月1日、日本舟艇工業会(JBIA)による「ジャパンインターナショナルボートショー2012」が開幕する。

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 同展示会は、国内外の160社・団体が出展し、大小164艇のボートやヨット、PWC(水上バイク)を展示する国内最大のマリンイベント。今回初めて2会場に拡大し、野外フローティング展示を横浜ベイサイドマリーナに設け、マリンレジャーに関する多彩なプログラムを実施する。

 今年のテーマは「やっぱり海が好き~海に出よう!東北に届けよう応援の海風」。会期中は、2会場間を結ぶ無料シャトルバスを運行する。

 第1会場のパシフィコ横浜では、ボートやヨット、カヌーなど最新の船や技術が展示されるほか、ステージイベントとして、マリンレジャー講座やトークショー、魚類学者・タレントの「さかなクン」らによる東北応援メッセージ、東北支援チャリティーオークションを実施。オークションの売上は、「みなとまち創造会議」(福島県いわき市)を通して東北の復興支援活動に充てられる。

 また、東北元気ブースでは、岩手県、宮城県、福島県を中心に物産販売や飲食店約15店舗が出展。実際に東北の漁業に使用されている和船の展示や漁業復興の紹介も行われる。

 臨港パークでは「マリンスポーツフェスタ」(3日・4日)を開催し、水上オートバイによるフリースタイルバトル、K38レスキューデモンストレーション、パワーボートデモンストレーションを実施する予定。

 第2会場(横浜ベイサイドマリーナ)では、最大全長72フィートのボートをはじめ、ボートやヨットなど計39隻を海上で係留展示し、学習の要素を盛り込んだ4種類の体験乗船プログラムをセーリングクルーザーや大型ボートで実施する。

 日本舟艇工業会の久保準一郎さんは「当会主催の国際ボートショーでは初の本格的な2会場開催、総合マリンレジャーショーとしての充実、被災からの復興を目指す東北への支援の三つを構成の軸として準備してきた。スペシャルゲストとして、海に出よう!東北に届けよう応援の海風キャンペーンのリーダーを担っている『さかなクン』をお迎えし、東日本大震災から約1年を踏まえて、かけがえのない海の素晴らしさ、海の恵みを再確認する企画を軸に展開していきます」と話す。

 開催場所は、第1会場=パシフィコ横浜 展示ホール B~D・屋外・臨港パーク、第2会場=横浜ベイサイドマリーナ。開催時間は10時~17時(1日は11時30分から)。入場料(2会場共通)は一般1,000円(ホームページの割引優待券で半額)。中学生以下無料。3月4日まで。

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