横浜駅西口の複合施設「相鉄ムービル」(横浜市西区南幸2)が9月30日に閉館した。
セレモニー後、支配人とスタッフのあいさつに、大きな拍手で「ありがとう」
最終日は、映画館「ムービル4」で16時から「ニュー・シネマ・パラダイス」を上映。上映終了後の18時30分から、同映画の鑑賞者が参加できる閉館セレモニーを行った。
セレモニーでは、相鉄アーバンクリエイツの左藤誠社長のビデオメッセージに続き、ムービル支配人の泉慎太郎さんがあいさつ。泉さんは「生まれ変わる横浜西口でこれからたくさんの思い出が作られることを楽しみにしている」と話し「ムービルという建物は役目を終えるが、ここで見た映画の感動、大切な人と過ごした時間が、訪れた人の心の中に残り続けてくれることを願っている」と続けた。
過去の写真のスライドや来場者から寄せられたメッセージも上映。「サンドアート」アーティストのKoheiさんが砂でムービルの歴史を表現するパフォーマンスを披露し、「未来へ、Well-Crossing」のメッセージで締めくくった。「Well-Crossing」は、相鉄グループが2024年9月に発表した「横浜駅西口大改造構想」のコンセプト。横浜駅西口の強みであるターミナル性と繁華性に「Well-being=豊かさ」を加えたもの。
閉館に向けて7月から制作されていた壁面漫画「週刊ムービル ムビィの大活劇」も一区切りを迎えた。10月3、4日開催の「Story Crossing ArtFes」でも公開される。
セレモニー後、泉支配人とスタッフが大勢の来場者の前に現れてあいさつをすると、大きな拍手が起こり「ありがとう」「お疲れさま」という声が聞かれた。ムービル周辺では、閉館を知り、記念写真を撮る人の姿も多く見られた。
相鉄南幸第2ビルとして1988(昭和63)年に開業した同館の閉館と共に、隣接するライブハウス「1000クラブ(サウザンド・クラブ)」(相鉄南幸第10ビル)と居酒屋街「横浜西口一番街」(相鉄南幸第13ビル)も閉館。相鉄は今後、3施設の敷地を含めた横浜駅西口周辺の再開発を2026年以降2040年代までの間で実施予定。1000クラブ(サウザンド・クラブ)は横浜関内エリアに移転し、12月に再オープンを予定する。