開港記念会館でパントマイム公演-「ペリー上陸」を描く

昨年6月に行った「横浜フィジカルシアター」公演の様子

昨年6月に行った「横浜フィジカルシアター」公演の様子

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 横浜市開港記念会館(横浜市中区本町)で1月20日、パントマイミスト北京一さんが演出・構成する舞台芸術集団「横浜フィジカルシアター」の第3弾公演「黒船現る」が上演される。

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 北京一さんは、仏パントマイムの巨匠・エティエンヌ・ドゥクルーさんに師事した後、ドイツにダンス学校を設立するなど、これまで欧州舞台芸術界で活躍してきたパフォーマー。帰国後は、マイムのかたわらパフォーマンスのプロデュース、演出など、活動の枠を広げている。

 今回の上演作品は、北さんが開港150周年を特集した新聞記事を読んだことがきっかけで企画されたもの。パントマイムや、ダンス、映像を組み合わせて「出会いと出航」を表現する。

 北さんは「ペリー提督が上陸したときの日本の対応や、街の様子などが掲載された記事を読んで、現代にもあてはまる事柄がたくさんあると思った。その中で一番感じたのは、人が出会って、互いに理解し、分かり合う気持ちの大切さ。それを今回の公演で伝えたい」と話す。 

 開演時間は19時。チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円。2月2日には、ZAIM(中区日本大通)で、同公演のシーンを例に北京一さんによるパントマイムの基本テクニックワークショップを行う。

横浜フィジカルシアター(北京一HP)

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