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「飛鳥II」が横浜港出港300回目の出航記念式典-横綱・白鵬関も登場

横浜観光親善大使から花束を受け取る横綱・白鵬関

横浜観光親善大使から花束を受け取る横綱・白鵬関

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル屋上(横浜市中区海岸通1)で12月10日、横浜港を母港とする日本最大のクルーズ客船・飛鳥IIの「飛鳥II横浜港出港300回記念セレモニー」が開催された。

横浜港を母港とする日本最大のクルーズ客船「飛鳥II」

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 「飛鳥II」は、総トン数=50,142トン、全長=241メートル。乗客数=872人、乗組員数=約470人。客室は全室海側(436室)。日本最大の客船で、毎年1回、約100日間にわたる世界一周クルーズを実施するほか、アジア・オセアニア方面へのクルーズ、日本の夏祭りを巡るクルーズ、1泊からのショートクルーズなど多岐にわたり展開している。

 日本人乗船客の好みに合わせた多彩な食事やエンターテインメントを特徴とし、船内には、本格的なフレンチ、イタリアン、和食が楽しめる各種レストラン&バー、スポーツ&リラクゼーション施設、ショッピングエリア、エンターテインメント&カルチャー施設などを備える。

 「飛鳥II」の運航会社である郵船クルーズ(西区みなとみらい2)は、横浜港出港300回目の記念クルーズとして、郵船クルーズと日本相撲協会による初のコラボレーションクルーズ「大相撲クルーズ」(12月10日~12日)を企画。10日の記念式典には多くの客船ファンや相撲ファンが集まり、伊東慎介港湾局長、「飛鳥II」船長の中村大輔さん、大相撲クルーズにゲスト乗船する横綱・白鵬関、大関・稀勢の里関、小結・勢関、幕内・豊ノ島関が登場した。

 2014年大相撲九州場所で、元横綱・大鵬に並ぶ史上最多32回目の優勝を飾った白鵬関は、「今日は飛鳥IIに乗船し、まるで映画やテレビのような世界を味わっている。2泊3日の大相撲クルーズを大いに楽しみたい」とコメント。また、船長の中村さんは「飛鳥IIの母港である横浜港は立地条件が素晴らしく、施設も世界レベル。飛鳥IIというと世界一周クルーズのイメージが強いかも知れないが、1年の約9カ月は日本を中心とした多種多様なクルーズを展開し、それぞれ著名な方をお招きしている。これからも多くの方に飛鳥IIのクルーズに安心して乗船していただき、楽しい思い出を作ってほしい」と語った。

 飛鳥クルーズは、初代「飛鳥」から通算して2016年に25周年を迎える。2015-2016年に、25周年記念クルーズ第1弾として12年ぶりの「南極・南米ワールドクルーズ」(横浜発着、100日間)を実施する。

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