ドックヤードガーデンに「みらい横丁」-世界のビール博物館ほか12店舗

「世界のビール博物館 横浜店」外観

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 横浜ランドマークタワーの国重要文化財「ドックヤードガーデン」地下1階・2階に7月16日、地下飲食店街「みらい横丁」(横浜市西区みなとみらい2)がオープンした。

樽生ビール5種とフードメニューの盛り合わせ「ミュージアムビールセット」(世界のビール博物館 横浜店)

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 「みらい横丁」は、「夜の賑わい」と「食のエンタテインメントゾーンの創出」をコンセプトとする飲食店街。三菱地所と三菱地所ビルマネジメント(東京都千代田区)が横浜ランドマークタワー開業20周年の一環としてリニューアルオープンした。店舗貸付面積は約2,000平方メートル(地下1階・2階)。営業時間は11時~23時(店舗により異なる)。

 テナントは、神奈川県内初出店を含む12店舗。神奈川県内初出店=海鮮食堂&洋食レストラン「海鮮食飲市場 マルカミ食堂」、ビアレストラン「世界のビール博物館」、イタリアンバール「Bd26(バールデルジロー)」、肉料理とワイン「萬亭」、レストランバー「BARBARA market place221(バルバラ マーケット プレイス 221)」、オイスター&ワイン「ピアット ビアンコ」、炉端焼き「なかめのてっぺん」、鶏料理・炙り炭焼き「焼鳥 炙り炭焼き をどり」。

 そのほか、うどん居酒屋「うどん宮武」、タイ料理「ティーヌン」、炭火焼肉「ドラゴンカルビ」、カラオケ「カラオケボックス プレイ ショパン」。共用スペースの設計は、飲食店舗を中心とした商業デザインを数多く手掛けているデザイナーの佐藤一郎さんが担当し、モダンなデザインの中にも横浜の歴史をしのばせる温かみのある空間に一新した。

 「世界のビール博物館 横浜店」(地下2階)は、海外ビールの輸入販売を手がける専門商社「ワールドリカーインポーターズ」(東京都港区)が運営するビアレストラン。世界50カ国250種類以上のビールと17種類の樽生ビールのほか、世界各国の多彩な定番料理30品を提供する。店内には、ビール大国のドイツ、チェコ、イギリス、アメリカ、ベルギーの雰囲気を再現した5つのバーカウンターを備え、横浜店は東京スカイツリータウン・ソラマチ店、グランフロント大阪店に次ぐ3店舗目の出店。

 世界のビール博物館 横浜店の総支配人・志宮正康さんは「ビール大国ドイツをはじめ、チェコ、イギリス、アメリカ、ベルギーまで、現地で見つけた選りすぐりのビールをご提供している。各国の雰囲気が漂うバーカウンターで、世界旅行の気分を味わってもらえたら」と話している。

 ドックヤードガーデンは、日本に現存する商船用石造りドックとしては最も古い旧横浜船渠(せんきょ)第2号ドックを復元したコミュニケーションスペースで、1997年に国の重要文化財に指定。同日、ドックヤードガーデンの壁面を使った空間演出「180度体感型プロジェクションマッピング」もスタートした。

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