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みなとみらいで「キルトの祭典」-未来を描いたミニキルト展も

昨年の「キルトウィーク作品コンテスト」の様子(撮影:山本和正)

昨年の「キルトウィーク作品コンテスト」の様子(撮影:山本和正)

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で11月8日から、キルトの祭典「第20回インターナショナル・キルトウィーク横浜2012」が開催される。

ミニキルト展の出品作品「祈りの灯り」(作家:飯高悦子)

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 キルトの振興・普及を目的としたイベントで「キルトウィーク作品コンテスト2012」の入賞・入選作品約200点を展示するほか、人気キルターのトークショーや講習会を実施する。

 今年は「キルトウィーク20回開催記念ミニキルト展」と題して「震災・復興・そして明るい未来を目指して」をテーマに、日本のキルト作家約200人が製作した20センチスクエアの作品を紹介する。

 そのほか、イギリス・ウェールズのアンティークキルトの収集家、ジェン・ジョーンズさんによる赤・白のキルトを中心にした「ウェールズのキルト」、カリフォルニア州オークランド在住のアフリカ系アメリカ人のキルト作家が製作した「ポートレイトキルト」の展示。パッチワーク歴40年・キャシー中島さんの作品展示やトークショー、韓国・台湾キルト交流展、フィリピンのカオハガン島の美しい自然と島民の生活を表現したカオハガンキルトの展示即売もおこなう。

 会場では、初心者から楽しめるオープンレッスン(500円)や、タッセルやコサージュなどを製作するミニ講習会を実施。全国のショップ約100店舗が出店するキルトマーケットでは、作家の最新オリジナルキットや流行グッズ、パッチワーク用品・手芸雑貨・キルト関連書籍などを販売する。

 インターナショナル・キルトウィーク実行委員会の谷育子さんは「ミニキルト展には被災地の作家も出品している。作品はハートや四ツ葉のクローバー、ろうそくなど、明るい未来をイメージした前向きな絵柄の作品が多く、作家の力強いメッセージが伝わるのでは」と話している。

 会場はパシフィコ横浜 展示ホールA・B。開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場料は前売1,300円、当日1,500円。11月10日まで。

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