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神奈川県がNPOの寄付集めを支援する「プロボノ」デザイナーを募集-説明会も

神奈川チャリティアクション・キャンペーンWeb

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 神奈川県は、県内4カ所で地域貢献に関心あるデザイナーやインターネットを活用した活動支援金集めに関心あるNPOなどを対象に「NPOの寄付をデザインで支援~共感発信プロジェクト説明会」を開催する。

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 初回の10月6日は、かながわ県民サポートセンター(横浜市神奈川区鶴屋町2)で実施。クラウドファンディングサイト「READYFOR?」のプロジェクトマネジャー 米良はるかさんによる、共感を呼ぶ寄付集めのための情報発信の事例を紹介する講演と、寄付プロジェクトを展開する県内NPOをデザイナーが支援してチラシを制作する「共感発信プロジェクト」の事業内容について説明が行われる。

 「共感発信プロジェクト」は、すでに公募・審査を経て選ばれた12のNPOなどの地域で活動する団体とデザイナーをマッチングし、寄付を呼びかけるチラシやフェイスブックページなどを作成し、公益的な活動を支援する事業。財政基盤が弱いNPOにとって寄付は資金調達の重要な手段だが、広報やPRなどの情報発信面が弱く、必要性を訴えることができないケースが多い。

 同プロジェクトでは、デザインの力を社会・地域課題の解決に役立てたいと考えているデザイナーに「プロボノ」として参加してもらい、寄付プロジェクトに「共感」を呼び起こすチラシデザインを提案・制作してもらう。プロジェクトは、神奈川県の「神奈川県新しい公共支援事業/寄付促進に向けたNPO認知度向上事業」の一環。

 プロジェクト事務局を担当する奥本智寿美さんは「今回の対象は、パンフレットやチラシなど紙媒体を制作できるスキルを持つデザイナーだけでなく、情報発信力を高めたいNPO、寄付集めにインターネットを活用したいと考えている方々など、広く参加して欲しい。プロジェクトでは、デザインの力で地域を支援する志を持ったクリエーターを募集しています。応募締切は10月17日です」と話している。

 6日の説明会はかながわ県民センター11階「コミュニティカレッジ講義室2」で15時30分~17時30分に開催。参加無料。

 また、7日は藤沢市市民活動推進センター(藤沢市)、8日はアートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区)、14日はサン・エールさがみはら(相模原市)でも説明会が行われる。開催時間は、すべて14時~16時。詳細は「神奈川チャリティアクション・キャンペーンWeb」で。

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