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伊勢佐木町の「木曜寄席」が100回目-記念特別興行

出演する三遊亭圓丸師匠

出演する三遊亭圓丸師匠

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 イセザキモール内の「JRAエクセル伊勢佐木」(横浜市中区伊勢佐木町1)で開催されている「伊勢佐木 木曜寄席」が、3月8日に100回目を迎える。

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 木曜寄席は、日本独自の話芸として親しまれている「落語」を、明治・大正・昭和を通じ数多くの芝居小屋や寄席があった伊勢佐木町で楽しんでもらおうと企画されたイベントで2010年3月にスタートした。伊勢佐木から羽ばたいた「ゆず」のように、出演者が将来の大物落語家に育っていくことに期待を込めている。

 これまで、毎週木曜に定期開催し、毎回、前座又は二つ目の新進落語家2人が出演。毎月第1木曜には真打も登場する。主催は伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合。

 当日は、通常の倍となる2時間枠の特別興行を実施。落語家で初めてプロレスのリングアナウンサーを務めた真打・三遊亭圓丸師匠や、古典落語を中心に演じている真打・三遊亭遊雀師匠、紙切芸の林家花さん、前座には今月二ツ目に昇進予定の桂宮治さんが出演する。

 会場はJRAエクセル伊勢佐木1階。開催時間は13時~15時。入場無料。

 伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合の石田隆さんは「エンターテインメントの街イセザキで始まった木曜寄席も、記念すべき100回目を迎えることができた。今後も200回、300回を目標に続けていきたい。木曜寄席に出演した落語家さんも続々と真打になり、落語会を背負っています。木曜寄席がその鍛錬の場となっていることを私どもは自負しております」と話している。

 伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合は文化芸術活動の一環として、2005年4月より毎週金曜、定番クラシックからJ・ポップまで演奏する「フライデー・ミニ・コンサート」を定期開催している(JRAエクセル伊勢佐木1階、13時~14時)。

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