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中区・吉田町の画廊でジャズの生演奏「JAZZ in GALLERY」

3月4日に行われた「JAZZ in GALLERY」の様子(ギャラリーミロ)

3月4日に行われた「JAZZ in GALLERY」の様子(ギャラリーミロ)

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 中区・吉田町地域にある吉田町画廊(横浜市中区吉田町5)で3月11日、アートのなかでジャズをたのしむ「JAZZ in GALLERY」が開催される。

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 吉田町はこれまで、地元ボランティアによる地域活性化を目指す取り組みの一環として、アート作品の発表展示・即売、ジャズの生演奏を行う「アート&ジャズフェスティバル」、地域のバー店舗によるカクテルイベント「バーズストリート」を定期的に開催してきた。2009年9月12日には、横浜市が推進する「地域経済元気づくり事業」の一環として、吉田町画廊内に「@かんべぇ(あーとかんべぇ)」を設置した。

 @かんべぇを拠点に、吉田町全体を美術館と見立てた、アートとジャズを生かしたまちづくりプロジェクトに取り組み、吉田町第一共同ビル裏手に開設した「路上ギャラリー」に定期的に若手アーティストの作品を展示するほか、路上や店頭で月1回程度、ジャズを軸にイベントを行っている。

 JAZZ in GALLERYは、地域活性化に向けた取り組みの一環で、「ジャズとアートの出会い」と題して、同地区のギャラリースペースを活用してジャズの生演奏を披露する。主催は町内外の有志による組織「吉田町アート&ジャズタウン実行委員会」。

 11日は吉田桂一さん(P)と佐々木悌二さん(B)が演奏する。3月18日は吉田町画廊、4月8日はギャラリーミロで開催される予定。入場無料。

 初回のJAZZ in GALLERY(3月4日)に出演したピアニストの田村博さんは「ギャラリーの絵にちなんだ即興演奏も1曲試みたが、アート空間での演奏はふだんと環境がちがいおもしろかった。またやりたいですね」とコメント。

 吉田町町内会長の今井大さんは「いま、町おこしの中で一番考えるべきことは『アート』だと感じている。イベントを地道に継続してきたこともあり『吉田町といえばジャズ』という雰囲気がここ15年ほどで浸透してきた。耳でたのしむジャズと、目で鑑賞するアート。画廊の中でジャズを演奏することで、よりアートの魅力を伝えられるのではないかと思っている。ゆくゆくは町内にあるギャラリー4店舗で開催したい」と話す。

 問合せは吉田町アート&ジャズタウン実行委員会(TEL 045-251-3043)まで。吉田町ストリートでは、約600~700曲から選曲したジャズを毎日流している(9時~20時)。

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