みなとみらいで「アースデイマーケット」初開催-食と農がテーマ

会場には旬の農産物や加工品などの商品が並ぶ

会場には旬の農産物や加工品などの商品が並ぶ

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 「食と農のつながり」をテーマとした本格的な農家市場イベント「アースデイマーケット」が2月11日、商業施設のリーフみなとみらい(横浜市西区みなとみらい4)で行われる。

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 会場では、主に関東地方の農家や生産者が集まり、化学肥料や農薬の使用を極力控えて育てた野菜など、旬の自然食材などを販売する。「アースデイマーケット」は、2006年4月に代々木公園(東京都渋谷区)で開催されたのが始まりで、以降は都内の数カ所で定期的に開催されている。

 店舗ブースには竹製のテントを使用し、天ぷら油の回収・リサイクルや古本回収、マイバッグの利用促進を呼びかけるなど、環境配慮や社会貢献を意識した運営が特徴。会場設営や運営にはボランティアも多く参加する。

 販売は生産者と消費者の直接のコミュニケーションを軸に行われ、収益の一部は主催するアースデイマーケット実行委員会を通じて環境NPOへ寄付される。

 野菜や果物のほか、お茶やジャム、天然酵母のパン、オーガニックワイン、スパイス&ハーブなどを販売する約15店舗と、リーフみなとみらいに出店しているモンベルクラブ、A&F COUNTRY、フェールラーベン、EXPRESS GLASSが参加する。

 アースデイマーケット実行委員会事務局の冨山晋さんは「アースデイマーケットは作り手と食べ手の『つながり』の場として、また地産地消、旬の食材、環境保全型農業などの情報の場として、都内数カ所で定期的に開催しています。横浜での単独イベントとしての開催は今回が初となります。ぜひ一度足を運んで頂ければ」と話す。

 開催時間は10時30分~16時。入場無料。

 リーフみなとみらいは、2004年4月にオープンした地上12階・地下4階の商業施設。高さは約70メートルで、1~3階はアウトドア用品やカフェなどのテナント店舗、4階~12階はIDC大塚家具のショールーム、地下には駐車場や東京電力の変電施設が設置されている。

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