山手地区で古楽器に触れる「横濱・西洋館 de 古楽 2010」

レクチャーコンサート「鍵盤楽器の歴史」で使用されるチェンバロ

レクチャーコンサート「鍵盤楽器の歴史」で使用されるチェンバロ

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 横浜・山手地区で2月11日より、クラシック音楽に触れる「横濱・西洋館 de 古楽 2010」が開催されている。

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 「横濱・西洋館 de 古楽」は「古楽」をテーマにした音楽イベントで、期間中はクラシックコンサートや古楽器の展示、トークショーなど、見て・聞いて・楽しめるさまざまな催しを行う。現在山手地区で開催中の総合芸術祭「第4回 横浜山手芸術祭」の一環として行われ、主催は「横濱・西洋館 de 古楽」実行委員会。

 会場は横浜山手聖公会、ベーリック・ホール、横浜市イギリス館、山手111 番館、山手234番館。

 11日はオープニングコンサート「聖堂に響くバッハ~音楽の捧げ物~」(横浜山手聖公会)、12日には、日本古楽コンクールの2009年度チェンバロ独奏部門・最高位受賞者らを迎えた「入賞者記念演奏会」(イギリス館)、13日は笛の響きを楽しむ「アンサンブル 山手バロッコ/クラングレーテ演奏会」(山手111番館、申込締切)、14日はルネサンス・フルートの調べ「ソフィオ・アルモニコ・コンサート」(ベーリック・ホール)を実施する。

 そのほか、笛の館と題した「リコーダー製作と笛の展示」(山手111番館、無料)、チェンバロ(山手234番館)やフォルテピアノ(ベーリック・ホール)の講習会を行う。レクチャーコンサート「鍵盤楽器の歴史」では、クラヴィコード、チェンバロ4台(イタリアンヴァージナル、イタリアンチェンバロ、フレミッシュ2段チェンバロ、フレンチチェンバロ)、クリストフォリピアノ、フォルテピアノを展示し、チェンバロ奏者・渡邊順生さんとコンサート・ソムリエの朝岡聡さんがトークと演奏を交えて鍵盤楽器の歴史を辿る。

 「横濱・西洋館 de 古楽」実行委員会の広報担当者は「13日と14日に開催されるレクチャーコンサート『鍵盤楽器の歴史』には、ピアノのご先祖さまとも言える鍵盤楽器7台が勢揃い。国内でこれだけの楽器が一同に集まるのは大変珍しいことです。このチャンスをどうぞお見逃しなく」と話している。

 申し込み・問い合わせは「オフィスアルシュ」(TEL 03-3565-6771)、イベントは2月14日まで。

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