桜木町駅にNY生まれのカフェ&レストラン「バビーズ横浜」

「バビーズ横浜」の店内

「バビーズ横浜」の店内

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 ニューヨークで人気のカフェ&レストラン「Bubby's(バビーズ)」の日本1号店「バビーズ横浜」が桜木町駅前高架下にオープンした。

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 1990年にパイ専門店として開店した米国ニューヨーク本店のイメージで「くつろぎ感と田舎の懐かしさ」を目指した店内には、パイ皿や黒板を飾りに使用。木製のテーブルや椅子など温かみのある作りは、お茶会利用の年配の方々に好評という。会社員や家族連れなど、時間帯を問わずレジ前は列ができ、すべて手作りで作るパイの仕込みに、深夜までスタッフが作業を続けている。

 店内は、オーガニックコーヒー(390円)やニューヨークと同じ味で出すアップルパイ(600円)などを主としたカフェスペースと、オープンキッチンで焼き上げるエッグベネディクト(1,000円)やバビーズバーガー(850円)など食事をするダイニングスペースに分かれる。座席数はカフェ43席、レストラン123席の合計166席。

 ドリンクは無添加、無着色で熱帯雨林同盟の認証を受けたコーヒーなどがそろう。キリンビール横浜工場内に再現した日本初のビール醸造所「スプリング・バレー・ブルワリー」で製造するスプリングバレービール(750円)が人気という。

 同店は横浜・神奈川デスティネーションキャンペーンの開幕に合わせて6月2日にオープン。開国博Y150の記念事業の一環として2年間の期間限定営業となる。

 「予想以上の反響を頂いている。駅前という場所、内装、他では食べられないパイなどの料理と、良いものがそろったお店。笑顔を大切にするスタッフ一同で、本場アメリカのお店を越える接客を目指したい。ほっとできる空間へ、是非いらして下さい」という店長の山田卓也さんのお勧めは、「赤い靴の女の子パイ」(600円)。ビーツで赤く色づけたリゾットにチーズを載せて焼き上げる食事パイで8月末までの限定販売。7月には、山梨県笛吹市の八代ファームから直接仕入れる桃を使ったピーチパイも販売するという。

 同店を経営するM・R・S(東京都中央区)広報担当の田中志保さんは「私達は農家の方々と連携し、採れ立て野菜を早く届ける自社配送に取り組んでいる。バビーズ横浜では、ワイヤードカフェを手がけるカフェ・カンパニーに内装を依頼した。本来、ライバル同士のレストラン会社ですが、カフェが持つ『ゆる感』を見事に内装で作り出してくれた。こういった連携も他には無い魅力」と話す。

 同社は「本場の味を届けること」を目指し海外のレストランと提携し、都内を中心に国内展開するビジネス形態。横浜では、JR横浜駅西口ルミネ6階に、南インド料理の「ニルヴァーナ スパイス カフェ」とタイ料理の「マンゴツリーカフェ」を展開している。

 営業時間は、カフェ=8時~22時、レストラン=11時~23時。

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