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横浜国際舞台芸術ミーティング「YPAM」 国内外の舞台芸術関係者が集う

劇団態変「翠晶の城 - さ迷える愛・序」 ©bozzo

劇団態変「翠晶の城 - さ迷える愛・序」 ©bozzo

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 演劇、ダンス、パフォーマンスなどの実演型芸術に取り組み、その創造、普及、国際交流に従事する人々が集まる「横浜国際舞台芸術ミーティング 2021」(YPAM2021)が、12月1日から19日までKAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区山下町)ほかで開催されている。

伝説の劇団「態変」が横浜の舞台に登場

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 「国際舞台芸術ミーティング」は、1995(平成7)年に「TPAM」として東京で始まり、2011(平成23)年から横浜に会場を移し、文化芸術創造都市の取り組みの一環として毎年開催。2015(平成27)年からはアジアとの国際共同製作にも参画し、国内唯一でアジアで最も影響力があるといわれる舞台芸術プラットフォームとして発展。今回は横浜開催10年の節目を機に、名称を「YPAM」に変更して新たなスタートを切った。

 YPAM2021は、主催公演プログラムの「YPAMディレクション」、BankART KAIKO(中区北仲通5)への来場とオンラインのハイブリッドで交流プログラムを行う「YPAMエクスチェンジ」、横浜の芸術文化団体との特別協力による公演プログラム「YPAM連携プログラム」、公募参加プログラムの「YPAMフリンジ」の4要素で構成されている。

 「YPAMディレクション」では、第1回TPAMに公演した「劇団態変」による、「さ迷える愛・序破急」三部作を12月17日よりKAAT神奈川芸術劇場で一挙上演。オーディションで選ばれた神奈川県在住の重度障害者4名が、エキストラで出演する。

 イベントの主催は、横浜国際舞台芸術ミーティング2021実行委員会(神奈川芸術文化財団、横浜市芸術文化振興財団、国際舞台芸術交流センター)。共催する横浜市は、「野心的な作品が並ぶ公演プログラムの上演・配信、国内外の舞台芸術のプロフェッショナルが参画する情報交換・交流プログラム、横浜の芸術文化団体との連携公演、劇団関係者の公募による多様なライブプログラムの上演等を通じ、コロナ禍を経て新たな体制で、地域との一層の連携強化と国際的芸術交流の進展を図り、文化芸術創造都市・横浜の都市ブランド向上につなげたい」としている。

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