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「横浜 あの街を歩く」 手書きの地図を片手に、アートやグルメを楽しんで

「ベネチア号」で大岡川~中村川を巡るツアー

「ベネチア号」で大岡川~中村川を巡るツアー

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 街歩きイベント「横浜 あの街を歩く-『草枕』のように、手書きの地図で」が、野毛山や大岡川から伊勢佐木町までの一帯を中心に、12月4日から開催される。主催は黄金町エリアマネジメントセンター(横浜市中区黄金町1)。

横浜市立大学の鈴木伸治研究室の「歩く 出会う あの街で」

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 地図を片手に街を歩きながら、アート作品展示やワークショップ、映画館での特別上映、水上アクティビティ、飲食店での特別メニューなどを楽しむ約30のプログラムを用意する。エリアを回遊することで、さまざまな景観や多様な文化、芸術に触れることができる。

 有料イベントは、アーティストによる特別バージョンの音声ガイドを聞きながら、大岡川や中村川をクルーズする「『ベネチア号』で大岡川~中村川を巡るツアー」や、電動キックボードでゆく横浜マイクロツアー、イベント限定のスペシャルメニューを提供するアーティストの増山士郎さんの「新スタイル酒処『ひとりぼっち』」、シネマ・ジャック&ベティでの映画上映など。

 無料イベントは、横浜市立大学の鈴木伸治研究室の学生とともに黄金町エリアで活躍している人を訪ね歩き、まちの魅力を発見するツアー「歩く 出会う あの街で」、「似て非末吉」(中区末吉町1)での作品展「ゆたかなイばしょ 廻るアートラウンジ」、日ノ出町フードホール(中区日ノ出町1)とアーティストのコラボレーションなど。

 ディレクターの山野真悟さんは「さまざまな景観の中を通り抜ける鉄道と運河。周辺には、多様な文化と生活が共存している。映画、演劇、ダンス、美術等、あらゆるジャンルの芸術が根を下ろし、そして美しい庭園の中に展開する動物園を持ち、運河を愛し、楽しむ人たちがいて、人の気持ちを安らかにする宿泊施設が点在し、まちの歴史とともに作り出された多彩な食文化と、地域の人たちの生活を支える店舗や大型の商業施設が数多くある。そこでこの街を、地図を片手に回遊しよう、というイベントを立ち上げた」とコメントしている。

 イベントタイトルになっている「手書きの地図」は、インフォメーションのある地域防災拠点ステップ・スリー(中区日ノ出町2)で配布する。企画は、無料と有料のプログラムがあり、有料プログラムは1プログラムごとにチケットが1枚必要。チケットは同拠点で購入可能で、大人=1,000円(小中高生500円)。

 開催日時はプログラムごとに異なる。開催期間は19日まで。

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