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「TPAM ー 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2019」がプログラムを発表 会期は2019年2月9日~17日

ホセ・マセダ作曲「カセット100」(1971)より
Photo by Nathaniel Gutierrez, Courtesy of UP Center for Ethnomusicology and Ringo Bunoan

ホセ・マセダ作曲「カセット100」(1971)より Photo by Nathaniel Gutierrez, Courtesy of UP Center for Ethnomusicology and Ringo Bunoan

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 国内外の舞台芸術のプロフェッショナルが集まる「TPAM ー 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2019」が11月19日、プログラムを発表した。会期は2019年2月9日~17日。

 TPAM(ティーパム)は、アジアと世界の舞台芸術の最新動向を伝える公演プログラム「TPAMディレクション」、国内外のフェスティバル・劇場・芸術文化団体から舞台芸術関係者が集まる交流プログラム「TPAM エクスチェンジ」、日本の新人アーティストにとって観客開拓・海外公演のチャンスとなる公募プログラム「TPAMフリンジ」からなる国際的舞台芸術プラットフォーム。

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 1995年に「芸術見本市(Tokyo Performing Arts Market)」として東京で始まり、今回が23回目、横浜に会場を移してからは9回目の開催となる。主催は、国際舞台芸術ミーティング in 横浜2019実行委員会(国際交流基金アジアセンター、神奈川芸術文化財団、横浜市芸術文化振興財団、PARC - 国際舞台芸術交流センター)。

 近年はアジア・フォーカスを強化し、アジアとの国際共同製作にも参画。前回・2018年2月のTPAMには、46カ国・地域から約400人、日本から約450人の舞台芸術のプロフェッショナルが参加した。多くのプログラムは一般にも公開する。前回の延べ来場者数は28,203人。

 今年の「TPAMディレクション」は、ホセ・マセダ(フィリピン、1917~2004)作曲の100人のボランティア演奏者によるマルチメディア・パフォーマンス「カセット100」(1971)で開幕。東南アジアの脱植民地史と共産主義をめぐる3カ国の作品、独立以来初の政権交代を起こした2018年マレーシア総選挙への応答、北京出身のアーティストが提案する「ポスト資本主義」の現代美術オークションなど、多様な形式のパフォーマンスを紹介する。

 交流プログラム「TPAM エクスチェンジ」は、TPAMアドバイザーの平田オリザさん、岡田利規さんとアジアのアーティストがTPAMの2015年以来のアジア・フォーカスを振り返るオープニング・シンポジウム、舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)のネットワーキングを目的としたシンポジウム、舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)による公開シンポジウム、横浜のアートと地域の関わりについて考える場「アートサイトラウンジ」、国際的な次世代クリエイターの育成プログラムなどのプログラムを予定。

 ジャンル不問の公募プログラム「TPAMフリンジ」では、会期中に横浜・東京エリアで実施される公演やプロジェクトをTPAM参加者と一般来場者に紹介。登録するアーティストやオーガナイザーなどにとっては海外公演の機会や新しい観客層を開拓するチャンスとして、TPAMに参加するプロフェッショナルや一般来場者には、新しい才能や作品を発表する機会として、幅広く活用されている。

 TPAM広報担当の雨宮士郎さんは「TPAMは、舞台芸術創造のための情報やインスピレーションを得て、国境をこえたつながりやネットワークをつくることができる場。プロフェッショナルのための国際プラットフォームならではの濃度とスピード感を感じてほしい」と話している。

 会場はKAAT神奈川芸術劇場、Kosha33、横浜市開港記念会館、象の鼻テラス、横浜赤レンガ倉庫1号館、mass×mass関内フューチャーセンター、Amazon Clubほか横浜・東京の複数会場。参加方法やプログラム詳細はTPAM公式ホームページで。

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