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泰生ポーチで札幌在住の映画作家・長沼里奈さんの新作上映会 音楽・朗読とコラボ 

上映会フライヤー

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 泰生ポーチ(横浜市中区相生町2)で10月23日、札幌在住の映画作家・長沼里奈さんの新作映画「re:design myself」の上映会が開催される。

朗読を行う加藤玲菜さんと長沼里奈さん

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 上映会では、同映画の主題歌を歌うシンガーソングライター「Peach」のライブと、Ustream番組「はまっこストリーム」でMCを担当する加藤玲菜さんによる朗読を行う。映画は、20歳前後の一人の少女が自分の中に潜む女と少女のはざまでさまざまな表情や感情が揺れ動く姿を描いた作品。台詞のないイメージ的な短編映像で構成されている。

 朗読を行う加藤玲菜さんは横浜市在住のフェリス女学院大学・声楽専攻の学生で、「声」を使い映画の世界観を「ことば」で表現する朗読を行う。

 長沼さんは、16歳で映画を撮り始め、2000年3月の高校卒業時に、自身の作品やインディペンデント作品の上映とゲストを招きトークを行うイベント「映蔵庫」を始めた。作品は、質感やアングル、映像美にこだわる映像が特徴。代表作は、南フランス・リヨンにて開催されたAsian Cinema&Culture Festival2002で招待上映された「丹青な庭」、主演にワハハ本舗の飯塚俊太郎を迎えて札幌ロケで制作した「まぶしい嘘」。映画「作り」と同時に「観せる」上映イベントも大切にしているとのこと。

 長沼さんは「私の拠点は札幌だが、横浜とも縁がありいつかこの地で作品を上映してみたいと思っていた。映画のロケ地は横浜と同じ港町の小樽で、どこか情緒が似ている。劇中で風が吹くシーンが多いのも横浜と通じるものがある。イベントでは上映、主題歌のライブ、映画の詩の朗読を行う。『re:design myself』という一つの映画作品をさまざまな角度で表現することで、今後の表現の可能性をつかみたい」と話している。

 横浜公演は1部=19時、2部=20時30分から。チケットは1,500円(ドリンク別途注文)。上映会は、東京と湘南で合計4回行われる。各上映会にさまざまなゲストを招き、長沼さんとのゲストトークなどが行われる。東京公演は10月22日と24日、湘南公演は10月25日に開催される。

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