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黄金町でイルミネーションイベント「大岡川ゆめあかり」-ナイトカフェも

昨年の「大岡川ゆめあかり」の様子

昨年の「大岡川ゆめあかり」の様子

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 大岡川桜桟橋周辺(横浜市中区日ノ出町2)で11月1日~3日の3日間、ライトアップイベント「大岡川ゆめあかり -リバーサイドナイトウォーキング」が開催される。

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 黄金橋から旭橋までの大岡川両岸を、LEDライトなどで桜並木や護岸を中心にライトアップし、夜の大岡川を幻想的に照らし出す。日ノ出町側のプロムナードに、照明付のパラソルを設置し、人々が集まり光を見る場所をつくる。日ノ出スタジオ(中区日ノ出町2)裏の中道には、照明器具を設置し、大岡川沿いのプロムナードとのつながりを光によって演出し、中道と川沿いとの回遊性を高める。

 また、横浜の水辺・水上で活動する市民団体「水辺荘」が、LED照明を取り付けたSUP(Stand Up Paddle)に乗って夜の大岡川に光の航跡を描くほか、Eボートでナイトクルーズを行う(11月1日、2日)。乗降地近くの日ノ出スタジオでは、横浜市立大学の学生たちが運営するナイトカフェもオープン。来場者は会場を歩き大岡川にたたずみながら、水面の光のコラボレーションを楽しむことができる。

 会期中は、同エリアで「東京都市大学小林研究室」が風を使った環境体感装置を展示。ハロウィン風の電飾や、風車を設置し、自然への親しみを生む演出「Hallo Wind」を行う。

 イベントを企画したのは、2007年から黄金町に学外拠点「Kogane-X Lab.(コガネックスラボ)」を持ち、地域の中で実践的に安全・安心のまちづくりに取り組む「横浜市立大学鈴木研究室」と、照明の専門家である「ぼんぼり光環境計画」。2011年に始まった省エネルギー技術を活用して新たな夜景を創出するアートプロジェクト「スマートイルミネーション横浜」の一環で、黄金町エリアでの開催は、昨年に続き2回目となる。

 横浜市立大学鈴木研究室の長谷川円香さんは「昨年同様『大岡川周辺における夜間の歩行者空間の向上』をテーマに開催する。安全で歩いて楽しい空間を光で演出し、夜の大岡川に安心とにぎわいをつくりだしたい。光を媒体にして来場者の目を地域資源や課題に向けさせることで、人々が安心・安全の視点からまちを考えるきっかけづくりにつなげられたらと考えている」と話す。

 開催時間は18時~21時。小雨決行。当日は日ノ出スタジオ前で学生スタッフが案内を行う。参加無料。

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