「横浜あいす月餅 もちっ子ひょうちゃん」商品化へ‐崎陽軒と関東学院大

最優秀賞を受賞した「もちっ子ひょうちゃん」チーム

最優秀賞を受賞した「もちっ子ひょうちゃん」チーム

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 関東学院大学金沢八景キャンパス(横浜市金沢区六浦東1)で11月8日、関東学院大学と崎陽軒(横浜市西区高島2)の産学共同プロジェクト「横濱の新名物を作ろう!」の最終審査会が行われ最優秀賞が決定した。

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 「横濱の新名物を作ろう!」は、横浜誕生101年の崎陽軒と125年の歴史をもつ関東学院が、横浜開港150周年を記念してシウマイに続く「横浜の新名物」を産学共同で開発するプロジェクト。「点心」というカテゴリーで関東学院大学生・大学院生の個人・グループから商品名を含めた企画・提案を公募し、崎陽軒がそれをもとに製品化する。

 最終審査会では、全5学部59件の応募から1次審査を通過した6企画のプレゼンテーションを実施。「横浜」を意識した企画意図、市場調査やターゲット分析、商品展開、販売方法、ネーミングへのこだわりなどが発表され、最優秀賞、審査員特別賞、観覧者特別賞・奨励賞が決定した。

 最優秀賞は「もちっ子ひょうちゃん」チームの横浜発祥アイスクリームの風味を再現した「横浜あいす月餅 もちっ子ひょうちゃん」で、同作品は2010年3月をめどに製品化する予定。

 審査員特別賞は蒸し春巻き「春浜ロール」、観覧者特別賞・奨励賞は中華まんをアレンジした「3色パオズ」、奨励賞は黒船に見立てた春巻き「黒船」、麺の入ったチマキ「ハマチマキ」、新感覚ドーナツ「揚花」に贈られた。

 同プロジェクト審査委員長で関東学院大学経済学部教授の齊藤毅憲さんは「月餅といえば、月に見立てて焼き上げた生地の中に餡(あん)の入った中華菓子のこと。『ひょうちゃん』は、より日本人のスイーツの好みを追求し、外側はもちっ、中身はとろっとした食感を実現した白玉粉です。餅の中に崎陽軒の餡とバニラ生チョコクリームをミックスし、冷やして食べる新感覚の点心。どうぞお楽しみに」と話す。

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