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少年が見た終戦日の空を描いた「私の青空・終戦63」上映会
(2009年10月29日)
映画という共通項を持つふたりが、少年期に迎えた終戦を回想するドキュメンタリー映画「私の青空・終戦63」の上映会が10月31日、横浜にぎわい座地下2階「のげシャーレ」(横浜市中区野毛町3)で開催される。
精神病や雇用の問題など、現代の生きづらい社会の群像を、一人の青年の生活で浮かび上がらせた映画「遺書」などを手掛けた、映像作家・福間雄三監督による本作には、横浜で「最後の興行師」とも呼ばれる映画人・福寿祁久雄さんと、1933年生まれの映画ファン・赤井成一さんが登場し、それぞれが少年期に迎え た終戦を語る。
「経験の有無を問わず、終戦日のイメージとして、晴れ渡る青空というのが誰もが共有する風景になっている。それがとても不思議だなと感じ、それぞれの 『私の青空』をモチーフに終戦への想いを撮り上げた」という福間監督は、この心象風景となった青空を、少年の瞳で見つめたふたりの記憶を元に描き出す。
主人公が、子どもたちというのも映画の特徴のひとつで、「二十四の瞳」などの戦争にまつわる名画の解釈が随所に挿入され、映画人ならではの語り口も作品に独特の持ち味を醸し出している。
「普通、戦争映画というのは、死別などの壮絶なシーンが描かれるが、そうではなく、当たり前に日本にいて普通に生活していた子どもが何を思ったか。当たり前に生活をどう送っていたのかを聞いてみたかった」と福間監督は話している。
上映は、14時、15時50分、17時40分、19時30分の4回。料金は1,000円(前売・事前予約800円)。
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