みなとみらい、伊勢佐木町、馬車道で「大道芸イベント」同時開催

昨年の「みなとみらい21大道芸」の様子

昨年の「みなとみらい21大道芸」の様子

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 みなとみらい地区、伊勢佐木町など横浜市内各所で4月18日と19日、恒例となった春の大道芸イベントが開催される。

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 みなとみらい地区では「みなとみらい21大道芸2009」と題して、ランドマークプラザ、クイーンズスクエア横浜や、日本丸メモリアルパークなど11会場で開催。トップレベルのパフォーマーによるジャグリングや中国雑技、ベリーダンスやサンバなどの演技を目の前で披露する。18日には20人以上のクラウンが集まり、一夜限りの「クラウンパーティ」も行われる。

 また、伊勢佐木町1・2・3丁目、吉田町、関内馬車道の3つの街が実行委員会をつくり開催する「ヨコハマ大道芸2009」では、イセザキモールには13組、関内馬車道には12組のパフォーマーが出演し、パントマイム、アクロバット、マジック、ジャグリングなどが行われる。

 イセザキ・モール会場は、超人的な技を披露する「張悦(中国雑技)」、コメディーや古典的ギャグを演じるクラウン「イェンタウン・フールズ」、生演奏付き・現代版紙芝居「エモリハルヒコ&NOB」ら新パフォーマーほか、パントマイム劇場「シルヴプレ」、ジャンボ人形を操る「ファニーボーンズ」、足長の第一人者・ヴィザン林らおなじみの出演者も登場する予定。

馬車道会場は、1969年に「別れのサンバ」デビューしたワールドミュージックの先駆者・長谷川きよしさん、プレーヤー3人がジプシー音楽やワールド・ミュージックを演奏する「少子化対策(ジプシーブラス)」、ペルーの民族音楽「コンドルが飛んでいく」などを演奏する「ロス・ラティーノス(フォルクローレ)」など実力派が集まる。

 吉田町では、4組約20人によるジャズ・ライブと80人のアーチストによるアート作品の展示・販売が行われる。

 ヨコハマ大道芸実行委員会事務局長の広瀬勝弘さんは「Y150の目玉は、ハイテクの塊であるラ・マシーンの蜘蛛だそうですが、こちらはそれとは対極的な人のぬくもりのある手作りのパフォーマンスの祭典。私たちは巨大な蜘蛛の歩行には負けません。町で生まれ、町が育てて、今や横浜の伝統文化となった大道芸で、開港都市・横浜を全国に発信していきます」と話す。

 開催時間はみなとみらい21大道芸=11時~18時(20日は17時まで)、ヨコハマ大道芸=11時~17時。ヨコハマ吉田町通りアート&ジャズフェスティバルは、アート展示・即売=11時~17時、ジャズ演奏=12時~17時。観覧は無料。

 1986年にスタートした恒例の野毛大道芸は、4月25日、26日に野毛地区全域で開催される。プレイベントとして、4月19日11時から野毛坂通り特設ステージで「伊藤多喜雄投げ銭コンサート」が行われる。

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