馬車道の老舗メガネ店が改装-「メガネソムリエ」サービス開始

ワインセラーをイメージした商品棚が中央に置かれた店内

ワインセラーをイメージした商品棚が中央に置かれた店内

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 馬車道にある創業51年目の「山下眼鏡店」(横浜市中区住吉町、TEL 045-681-0198)が3月1日、リニューアルオープンした。一見メガネ店には見えない斬新な店舗デザインや、新たなサービス「メガネソムリエ」の提案で、他店との差別化を図る。

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 リニューアルは、赤を基調にした水玉模様の外観や、店内にワインセラーをイメージした商品棚を設けるなど、バーを連想させるしゃれた雰囲気が特徴。店舗面積は2フロアで約70坪。1階にメガネ販売フロア、2階に検眼とコンタクト販売スペースを設ける。

 商品は、「J.F.RAY」「GOLD&WOOD」など希少価値の高いフランスのブランドを中心に約800本をそろえる。リニューアルに合わせて、スタッフが客の好みやイメージをもとにメガネを選ぶサービス「メガネソムリエ」もスタートさせた。店内にテーブル5席を設け、利用客が席でくつろぐ間にスタッフが客に合ったメガネを提案する。

 同店は、利用客のほとんどが50歳代以上で、価格帯は2万円~8万円(レンズ代別)と高級眼鏡店として知られている。一方、インターネットを利用したショップ展開や、2006年には秋葉原にメイド服専門店「キャンディーフルーツ」と協同でメード衣装のスタッフが常駐するメガネ店をオープンさせるなど、ユニークなアイデアで店舗を拡大している。

 同店取締役の山下修さんは「秋葉原の店が成功したこともあって、今回のリニューアルに踏み切ることができた。現在横浜駅を含む西区より、中区の方がメガネ店の数は意外に多く競争率が高いほか、今後馬車道に隣接する北仲地区に商業施設ができることを考えると差別化を図る必要があると感じていた」と話す。今後は店内でのライブや、ドリンクのサービスなども考えているという。

 営業時間は、平日=9時30分~19時、日曜・祝日=10時~18時。水曜定休。

3GLASS・e-shop(山下眼鏡店)メイド服専門店と山下眼鏡店がコラボショップ(アキバ経済新聞)

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