関内駅南口にブラジル音楽をテーマしたカフェバー

「brracao da mocidade」で毎週金曜開催される「パゴーヂ」イベントの様子

「brracao da mocidade」で毎週金曜開催される「パゴーヂ」イベントの様子

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 9月28日、JR関内駅南口にカフェバー「brracao da mocidade(バハカォン・ダ・モシダーヂ)」(横浜市中区翁町、TEL 045-663-2214)がオープンした。

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 同店はサンバやパゴーヂ(ブラジル風ストリートミュージック)などブラジル音楽をテーマにしたカフェバーで、横浜で活動するサンバ集団「G・R・B・P mocidade vagabunda(モシダーヂ・ヴァガブンダ)」が運営。メニューもブラジルの料理やドリンクが中心で、ニンニクなど香辛料で味つけしたソーセージ「リングイッサ」(800円)やヤシの新芽の水煮「パルミット」のサラダ(600円)、ブラジル産サトウキビの蒸留酒「カシャーサ」のカクテル(600円~)など。また、メーン料理とサラダ、ライスがセットになった週替わりメニュー「ウィークリー・ディナー・プレート」(1,000円)も用意。

 店舗面積は30平方メートル、席数はカウンター6席を含む20席。客単価は2,500円。同店スタッフたちがそれぞれ本業を持っているため、週末限定の営業となる。

 店内では、現地で撮影したリオのカーニバルの練習風景など、サンバの映像がプロジェクターで壁面いっぱいに常時上映。毎週金曜の21時からは、パゴーヂのライブ演奏が行われている。想定ターゲットはブラジル音楽愛好者だが、同店のオーナーがサッカーJ2リーグ「ベガルタ仙台」に所属する岡山一成選手であるため、今後はサッカー色も強めていく。

 同店を運営する「G・R・B・P mocidade vagabunda」は、リオのカーニバルの際に行われるサンバチームによる深夜の公開練習「エンサイオ」の日本での開催を目的に発足した、サンバ愛好者たちのグループ。ブラジルからの移住者が多い横浜市でエンサイオを定着させようと、これまで関内を中心にイベントを開催してきた。今回の出店は、サンバ愛好者たちの集いの場を設けるために企画されたもの。

 同店マネージャーの安田智宏さんは「とにかく、楽しむことがリオの流儀。サンバをマスターしようと頑張る必要はなく、気軽に食べて飲んで楽しんでいただければ。エンサイオというブラジル流の夜遊び文化を横浜から発信していきたい」と話す。

 営業時間は木・金・土曜の18時30分~24時。

 なお、「G・R・B・P mocidade vagabunda」は、11月10日にZAIM別館(中区日本大通)でサンバパーティー「エンサイオテクニコ」を開催。参加者が打楽器や弦楽器を持ち寄りサンバの演奏やダンスを行う参加型イベントで、開催時間は23時~4時。参加費は男性=1,500円、女性=1,000円。

brracao da mocidade

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