大さん橋で「もったいないフェスタ」-タケカワユキヒデさん講演会も

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 横浜港大さん橋国際旅客ターミナル内大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)で2月7日、横浜市主催の「もったいないフェスタ 3rd.」が開催された。

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 同フェスタは2007年にスタートして今回で3回目。イベントは、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みを推進するために企画されたもので、来場者の3Rへの疑問に答え、日常生活に活用するヒントを得られる内容。会場には、来場者が自分のライフスタイルを見直し、楽しみながらごみの量を減らすきっかけの場づくりの一環として、企業・市民団体によるもったいない活動展示・体験型ブース、横浜市の「G30」の紹介や、「G30輪投げ」「ミニ収集車乗車体験」といったお楽しみコーナーなどが設けられた。

 メーンイベントとして、ステージで音楽活動のほかマルチアーチストとして幅広く活躍するタケカワユキヒデさんによる講演会「愛する地球のために」がおこなわれた。同講演は昨年の開催時に「子どもだけではなく、大人も楽しめる内容を」という声があがったことから、「CO-DO 30」に繋がるテーマとして企画されたもの。ほかにも「和太鼓演奏」「ポスターコンクール表彰式」、横浜市の人気マスコットが勢揃いした「マスコット大集合」などを披露された。

 「CO-DO 30(コード サンジュウ)」は、CO=「Carbon Off(二酸化炭素の削減)」、DO=「Do(脱温暖化行動)」、30=「30%(削減目標のマイナス30%)」の意味。横浜市は、2008年1月に「横浜市脱温暖化行動方針(CO-DO 30)」を策定し、2025年までに一人当たりの温室効果ガス(CO2)を30%減、2050年までに60%減という目標を掲示している。市は現在、横浜市脱温暖化行動方針ロードマップ原案への意見を募集中。

 横浜市資源循環局の奥田裕子さんは「市民の方に『もったいない』という言葉を再認識し、楽しみながらごみを減らすきっかけ作りにしていただこうと始めた『もったいないフェスタ』も3回目です。今回は大人の方にも楽しんでいただけるよう、タケカワユキヒデさんによる講演会もご用意しました」と話している。

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