横浜市、芸大映像研究科開設で補正予算案4.69億円

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横浜市財政局は、平成16年度9月補正予算案の概要を明らかにした。東京芸術大学大学院映像研究科開設に伴い、大学に貸与する映像文化施設の整備等に4億6900万円を計上。17年4月に横浜市へ大学院映像研究科を開設する国立大学法人東京芸術大学が、横浜市が整備する映像文化施設を利用するため、旧富士銀行等の改修に要する経費等を補正するもの。予算案内訳は旧富士銀行等改修事業3億7400万円(旧富士銀行の改修、新港客船ターミナルの改修)、都心部歴史的建築物等活用実験事業8500万円(活用実験事業の日本郵船倉庫への移転に要する経費)、市民活動協働事業 1000万円(市民活動共同オフィスのクリーンセンタービル内への整備に要する経費)。東京芸術大学大学院映像研究科は、文学・演劇・音楽・建築・映像技術等を統合する総合芸術である映画芸術分野を中心とし、高度な映画、映像制作者の人材育成教育を行うため、映像研究科の下に、映画専攻、メディア映像専攻、アニメーション専攻の3つの専攻を置く。17年4月に映画専攻開設、18年4月にメディア映像専攻開設、19年4月にアニメーション専攻開設の予定。施設は、旧富士銀行横浜支店(現在、BankART馬車道と市民活動共同オフィスとして利用中)及び新港客船ターミナルを映像文化施設として改修し、大学が当面利用する施設として、横浜市が無償貸与する計画。(写真は新港客船ターミナル)横浜市財政局

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