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国際園芸博覧会1500日前、ロゴマーク最優秀賞発表 蜷川実花さん・隈研吾さんが推進

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 2027年国際園芸博覧会協会(横浜市中区本町4)は、 2027年国際園芸博覧会開催1500日前とになる2月8日、 「2027年国際園芸博覧会開催1500日前」の発表会を大手町プレイスカンファレンスセンターにて開催した。

18区の区役所で切り花を配布 2027年「国際園芸博覧会」開催1500日前

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 正式略称は「GREEN x EXPO」と、推進体制の名称「GREEN x EXPOラボ(創生組織)」が発表。ラボメンバーはチェアパーソンには涌井史郎さん、マスターアーキテクトには隈研吾さん、クリエイターに蜷川実花さんが就任した。

 あわせて1204点の応募から選ばれた「公式ロゴマーク最優秀賞作品」を発表。最優秀賞を受賞した喜多さんは「多くの作品の中から選ばれてうれしい」と喜びを口にし「両親や支えてくれた人たちに伝えたい」と話した。

 喜多さんは「デザインしたロゴマークは、私たちが緑からうけとるもの安らぎや爽やかな大気を表した。目に見えない空間や気持ちを表すために、宙に舞う花びらや木の葉を連想させる柔らかな曲線を描いたパーツを使用。パーツの集合体は、全体を見ると、横浜の花である薔薇に見えるように日本の美的感覚『見立ての美学』を意識しデザインをした」とも。公式ロゴマークは今後、最優秀賞作を元に受賞者と相談して整え、国際園芸家協会、博覧会国際事務局に申請し承認を得た後、同博覧会の公式ロゴマークとして正式に決定公表を予定する。

 発表会には開催都市の神奈川県と横浜市から、山中竹春横浜市長、神奈川県知事代理で小板橋聡士神奈川県副知事、清水富雄横浜市会議長、しきだ博昭神奈川県議会議長も登壇。山中市長は「万国博覧会として日本で7回目、一都三県では初の開催となる万国博覧会。ホストシティとして万全を整え横浜から世界に持続可能な未来を発信したい」と話した。

 国際園芸博覧会は、国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造等を目的に開催される国際的な博覧会。2022年11月28日にフランス・パリで第171回BIE(博覧会国際事務局)総会が開催され、 2027年国際園芸博覧会が国際条約に基づく国際博覧会として認定された。

 2027年国際園芸博覧会の開催場所は、横浜市旭区・瀬谷区の旧上瀬谷通信施設の一部(約100ヘクタール)。テーマは「幸せを創る明日の風景」。開催期間は2027年3月19日~同年9月26日。日本でのA1クラスの「国際園芸博博覧会」は1990(平成2)年の大阪花の万博以来となる。

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