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天体望遠鏡で皆既月食を 関内のビル屋上で「ヨコハマツキミ」

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 星や宇宙を楽しむイベントを企画する「星空の学校」(横浜市栄区)が11月8日、「ヨコハマツキミ 皆既月食を楽しむ横浜のお月見パーティ~」を泰生ビル(中区相生町3)で開催する。

ヨコハマツキミ フライヤー

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 「ヨコハマツキミ」は2019年6月に象の鼻テラス(海岸町1)で初開催、望遠鏡で月を見ることができるほか、ライブや月に関するトークも併せておこなっている。

 8日は、地球の影の中を月が通過することで、月が暗く見えたり、欠けたように見えたりする「月食」現象が起こる。部分食の始まり=18時9分、皆既食の始まり=19時16分、食の最大=19時59分、皆既食の終わり=20時42分、部分食の終わり=21時49分の予定。

 月食中の月に天王星が隠れる「天王星食」も皆既食の終わりごろに始まる。天王星食の始まり=20時41分、終わり=21時22分。

 皆既月食中に惑星食が起こるのは442年ぶりで、次回は日本では322年後の2344年7月26日に土星食が起こる予定。国立天文台によると、皆既月食と天王星食が重なるのは過去5000年ないという。肉眼で見える星は6等星までとされるが、天王星は6等星で明るい場所では天体望遠鏡などを使用しないと見えないこともある。

 当日は、皆既月食を天体望遠鏡で見ることができるほか、皆観月食の様子をライブスクリーンに投影する。併せて、月や宇宙モチーフの小物を販売し、たり、BGMにウクレレやカリンバの演奏をしたりする。

 「星空の学校」代表の鈴木理子さんは「月食が分からない方でも、楽しんでいただけるようなプログラムにしたい。分からないことがあったら気軽に質問してもらえたら」と参加を呼びかける。協力者のひとりの吉田泉さんは「皆既月食を天体望遠鏡で観られるなんて、本当にワクワク。今後も『ヨコハマツキミ』を継続したイベントにしたい」と話している。

 開催時間は18時から21時。入場無料、要予約、飲食物持参可。

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