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「ごちゃまぜ」な音楽祭「ホッチポッチミュージックフェスティバル」市役所と横浜公園で

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 演奏ジャンル・国籍・世代・ハンディキャップなど、あらゆる垣根を取り払って音楽を楽しむイベント「ホッチポッチミュージックフェスティバル2020」が、10月18日に横浜市役所アトリウムで、11月8日に横浜公園で開催される。

企画から運営に至るまで市民ボランティアが担う

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 「ホッチポッチ(hotchpotch)」とは英語で「ごちゃ混ぜ」という意味。さまざまなジャンルのミュージシャンやダンサーがパフォーマンスを繰り広げるこのイベントは、「市民の力で創り上げる音楽祭」として2009年から始まった。12回目を迎える今年は日時と会場を分けて、2日間開催される。

 10月18日は、数々のコンテストでグランプリを受賞しているポップインストユニット「style-3」や、尺八と三味線のユニット「KIZEN×JACK」、世界的にも珍しい男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」など12組約130人のアーティストが出演。植木鉢で太鼓を作って演奏するワークショップなども行われる。11月8日は、規模をより大きくして開催する。

 NPO法人アークシップ(横浜市中区常盤町1)が企画、高校生から60代までのボランティア約90人が関わる。誰もが来られる場を提供するために、障がい者支援施設や子育て支援団体、盲導犬や在日外国人支援団体など、さまざまな団体やイベントを訪ねて話を聞き、情報を集める活動を続けてきた。今年は「できることからやってみよう』という視点で、会場までのルート案内や多言語対応の充実を目指す。

 イベント開催に必要な運営資金を集めるため、クラウドファンディングにも挑戦中。目標は100万円で、10月17日0時点で105人から76万円の支援が集まっている。10月21日23時まで。

 同NPO事務局の片野みかさんは「コロナ禍でも音楽やパフォーマンスの持つ力は変わらず、多くの人を笑顔にできると確信している。みんなが楽しめるイベントにしたい」と話す。

 開催時間は、10月18日=11時30分~18時、11月8日=11時30分~17時30分。

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