みなとみらい21新港地区の新商業施設「MARINE&WALK YOKOHAMA（マリーン アンド ウォーク ヨコハマ）」（横浜市中区新港1）に3月4日、スペイン料理&ワイン パエリア専門店「MIGUEL y JUANI（ミゲル ファニ）横浜店」がオープンした。

スペインから取り寄せた装飾タイルを使用した店内

　同店では、パエリア国際大会「2014年スエカパエリアコンクール」のチャンピオンに輝いたパコ・ロドリゲスさんのレシピによる本場のパエリアを提供。野菜や肉、海鮮など素材のうまみが凝縮したスープを直接スペイン産の米に吸わせ、アルデンテに炊き上げることで、味わい豊かなパエリアに仕上げる。横浜初出店。

　店内はオレンジを基調としたモダンな雰囲気で、スペインから取り寄せた装飾タイルをフロアに使用。店鋪面積は約136平方メートル、席数は68席（カウンター、テーブル）。

　おすすめメニューは、パエリア＝バレンシア風パエリア、魚介のパエリア、イベリコ豚のパエリア、野菜のパエリア、イカ墨のパエリア。フィデウア（パスタのパエリア）＝魚介のフィデウア、イカ墨のフィデウア、野菜のフィデウア。そのほか、スペイン産生ハム、タコのガリシア風、スペイン風オムレツ「トルティージャ」などのタパス、デザート「チュロスとホットショコラ」も用意する。

　「イベリコ海パエリア」（2人前5,780円）は、ロドリゲスさんが故郷スペインの海と横浜の海をイメージして作り上げた横浜店限定パエリア。オマールエビ1尾が豪快に使われており、1日10食、5月末までの限定メニューとなる。

　ドリンクは、スペイン・ラマンチャ直輸入のワインをはじめ、スペイン産スパークリングワイン、サングリア、スペインビールなど。

　同店の担当者は「日本ではあまり知られていないが、うさぎや鶏肉のうまみを米にうつし、エスカルゴやインゲンなどの食材を加えるのがバレンシア風。当店自慢のパエリアを味わって、バレンシア本場のパエリアの伝統と奥深さをお楽しみいただけたら」と話している。

　営業時間は11時～23時。