横浜にフランスの美食の船「ロストラル」が初入港 タイユヴァン監修ディナーを提供

「ロストラル」プールデッキから臨む横浜港

「ロストラル」プールデッキから臨む横浜港

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナルに5月23日、フランス船籍の小型豪華客船「L'Austral(ロストラル)」が初入港した。

横浜に初入港した美食のフランス船「ロストラル」

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 ロストラルは2011年就航。ガストロノミックシップ(食通の船)の異名をもつ美食のフランス船で、ヨットスタイルの船旅を楽しむことができる。総トン数=10,700トン、全長=142メートル、全幅=18メートル。船客定員は264人、キャビン数は132室(全室海側)。運航会社はポナン。

 船内には、パリの名門レストラン「タイユヴァン」監修ディナーを提供する「ガストロノミックレストラン」、フレンチ・カンカンなどキャバレースタイルのショーやシャンソンを披露する「シアター」、プール&リラクゼーション施設などを備える。

 当日は、停泊中の船内で「ロストラル初入港歓迎セレモニー」が行われ、横浜観光親善大使の花束贈呈や、篠笛(しのぶえ)ソングライターの香川良子さんによる楽曲「四季の歌」が披露された。同客船は「大阪-函館クルーズ(10泊)」の一環で、23日6時に大阪から横浜港に着岸し、同日23時59分に岡山に向けて出航した。

 ジャン・フィリップ・ラメール船長は、「横浜への初入港に多くの方が集まって下さり、心温まるおもてなしに感謝している。故郷が恋しくなるクルーも、横浜港のWi-Fi完備のおかげで幸せに。ロストラルは小さい船だが、小さいことの利点もあり、より安心安全な航海と、アットホームな雰囲気の船旅をお届けできる。おいしいと評判の横浜のシーフードをぜひ試してみたい」と語った。

 ポナンは、2013年に日本寄港クルーズをスタート。客船「ロストラル」のほか、「ル・ポナン」(1991年就航、2013年改装)、「ル・ボレアル」(2010年就航)、「ル・ソレアル」(2013年就航)、「ル・リリアル」(2014年就航)の計5隻の小型船を運航している。

 ポナンでは、フランス・コートダジュールやイタリア・リビエラ海岸を巡る夏のバカンスクルーズ、アイスランド、グリーンランド、南極へ向かうエクスペディションクルーズを展開。2016年に客船「ル・ソレアル」で日本人コーディネーター乗船の日本周遊クルーズを予定している。問い合わせはポナン日本地区販売代理店「マーキュリートラベル」(TEL 045-664-4268)まで。

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